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ISBN 10 : 4622086670
Content Description
芸術は人類にたいして人類の没落という夢を見せるのだが―音楽や美術から建築や映画まで、モダニズム芸術を批判的に擁護する論考から幼年時代の回想へ。アドルノ晩年の思考のエッセンス。
目次 : 模範像なしに―まえがきにかえて/ アモールバッハ/ 伝統について/ ジュ・ド・ポーム美術館での走り書き/ ジルス・マリーアより/ 好ましからざるもののすすめ/ 文化産業についてのレジュメ/ ある世話人への追悼文/ 映画の透かし絵/ チャップリン二編/ 芸術社会学のためのテーゼ/ 今日の機能主義/ ルッカ日誌/ 悪用されたバロック/ ウィーン、一九六七年のイースターのあとで/ 芸術と諸芸術
【著者紹介】
テオドール・W・アドルノ : 1903‐1969。ドイツのフランクフルト・アム・マインに生まれる。同市の大学およびウィーン大学に学び、フランクフルト大学で講義していたが、ナチス政権時代、イギリスを経てアメリカに亡命、1949年帰国。翌年から同大学教授。ホルクハイマーとともに研究所を再建した。哲学・社会学・美学の領域を統合しながら、フランクフルト学派の代表的思想家として知られるいっぽう、アルバン・ベルクについて作曲を学び、作曲を重ねたほか、現代音楽に関する理論および批判を展開した。著書多数
竹峰義和 : 1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門はドイツ思想史、映像文化論。東京大学大学院総合文化研究科准教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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