チャールズ・ブコウスキー

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英雄なんてどこにもいない

チャールズ・ブコウスキー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791772933
ISBN 10 : 4791772938
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ブコウスキーのすべてが濃密につまった奇跡の一冊。つねに社会を挑発し、不穏なまでに暴力的で、あらゆることを嘲り、当然ながらおそろしく不敬。しかし、それはいっぽうで恐怖や孤独あるいはコンプレックスを抱えながら生きていくひとつの術でもあった。あらゆる小さなものたちへの愛を忘れずに生きたアウトローが私たちに遺した反骨と慈愛にみちた悲しくも美しい珠玉の39編。

目次 : 理由の背後にある理由/ ラブ、ラブ、ラブ/ 抑えきれない執筆欲/ レイピストの物語/ 戦闘機を八〇機撃墜しても/ 宣言―わたしたち自身の批評を求めて/ 平和の押し売り/ 仲間を吟味する/ 眠れさえしたら/ ベテラン〔ほか〕

【著者紹介】
チャールズ ブコウスキー : 1920年ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののちアメリカ各地を放浪、24歳で最初の小説を発表するも一度、作家の夢をあきらめ、適当な仕事にありつきながら安宿に泊まりながら酒とギャンブルにあけくれた放浪生活を送る。1960年頃から郵便局に勤務しつつ創作活動をつづけ、1969年、ブラック・スパロー・プレスのジョン・マーティンに認められ、郵便局を退職し作家に専念。100冊に及ぶ著作があるといわれている。94年白血病によって死去

中川五郎 : 1949年大阪生まれ。フォークシンガー、訳詞家、音楽ライター、小説家、エッセイスト、翻訳家。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    ごめんなさい。訳がどうしても合わなくて。せっかくの未訳もたくさん入れてくれてるけど、最初の五話ほどを数回読まないとなかなか入ってこないので、なぜだろうと訳者さんを調べたらミュージシャンの方みたい。伊丹十三氏の訳本読んだ時と同じ感じだ。「こんにちわ」というのは、いくらなんでもないわと思ったけど、これはわざとだろうか。〜追記・読メの過去の感想見ると、この方の訳のブコウスキーは合わないと書いていて、他の方のでは感動していた。もうこれは、波長なのかな。仕方ない。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

    無頼派という感じのこの作者の未発表作品。酒と薬と女、詩の朗読、借金、放浪。書いて書いて全部書いてなるべく酷く醜く無責任で無粋な自分を書いて、その積み上がりに作品があるという他にはあまり真似のできない作者。親、特に父親に過酷な扱いを受けてきたその過去を上手く作品に載せる事ができる天才だなあ、いつも思う。この作品集に父親は出てこない。

  • ふみふみ

    未収録、未公開作品であろうと、既読感が強いのは良くも悪くも同じモチーフで書き飛ばす量産型の著者のスタイルにあるのかな。エッセイは雑誌で読むにはいいけれど、本で同じ話を繰り返されると私としては読み飛ばし。短編は「レイピストの物語」が笑えました。

  • uniemo

    ブコウスキーの名前は知っていましたが多分ちゃんと読んだことがないと思うので図書館の新着にあったので借りました。どこまでが本当なのか創作なのかわからないけれど、とにかくお酒と若い女性が好きなめちゃくちゃな生き方をしている詩人。かなり下卑た表現も多いけど文章のテンポとか語尾とか好きなタイプだと思いました。

  • Meg Mog

    汚ったねぇなあ〜と終始、顔を顰めながら読書。ゲテモノエログロ好きな私でもさすがの読み進めてくうちにスケベ親父シリーズに食傷気味…😅フィクション(私小説?)はやっぱお下劣お下品で面白い😂「侵入者」は町田康「けものがれ、俺らの猿と」、平山夢明「gang bang chimpanzee」を彷彿。やっぱブコウスキーもといチナスキーさんステキ!抱いて!不意打ちで挿いってくる胸糞ホラー回、怖すぎ😭なんなの…

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