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幸福の意外な正体 なぜ私たちは「幸せ」を求めるのか?

ダニエル ネトル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866631011
ISBN 10 : 4866631015
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界各国の研究データで、「幸福」についてすでにわかっていること。

目次 : はじめに―なぜ、私たちは「幸せ」を求めるのか/ 第1章 幸せって、何だろう?―幸福の定義について考えてみる/ 第2章 人生は喜びに、満ちている?―あなたが幸せになれない理由/ 第3章 幸せな人って、どんな人?―ウェルビーイングの基盤/ 第4章 性格で、幸福度は決まる?―日常の変化をどう受け入れるか/ 第5章 不幸せは、脳の仕業?―落ち込んだ気分を変える方法/ 第6章 感情は、コントロールできる?―ネガティブな状態から抜け出そう/ 第7章 人は今より、幸せに生きられる?―矛盾をはらむ幸福の心理を解明する

【著者紹介】
ダニエル・ネトル : 英国ニューカッスル大学生物心理学部進化・行動調査グループの心理学助教授。2004年まではオープンユニバーシティー心理学部および生物科学部を担当。ロンドン大学ユニバーシティーカレッジにて博士号取得。そのときのテーマは言語だったが、最近は人間の思想、行動、文化について幅広い関心を持ち、すべての分野で進化論的立場をとっている。現在の研究テーマは性格、感情、性差、精神障害など

金森重樹 : 東京大学法学部卒。25歳の時に1億2000万円の借金を負うも、マーケティングの技術を活用して35歳で完済(著書『お金の味』に詳しい)。その後、行政書士として脱サラし、現在は不動産、ホテル、福祉事業など年商100億円の企業グループのオーナーになっている。本業以外にも個人で日本最大である2メガワットのメガソーラー発電所を宮古島に開設

山岡万里子 : 国際基督教大学教養学部卒業。訳書多数。2011年にノット・フォー・セール・ジャパンを立ち上げ、現代奴隷制問題の解決に向けて活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yutaro13

    本書は『目からウロコの幸福学』(2007年3月刊)の改題本。既視感のある内容が多いのは10年以上前の本だからか。幸福度は性格や脳の機能によって規定されている。進化は私たちに「快感」と「欲望」というシステムを与えたが、満たしても「幸福」の達成には結びつかない。進化は生物としての適応上都合の良いことを欲するように仕向けているだけで、幸福について考慮されていないから。案の定、処方箋として出てくるのがマインドフルネス瞑想。興味を持った方は進化心理学者ロバート・ライトの『なぜ今、仏教なのか』もぜひ。

  • デビっちん

    昔に比べて物質的な豊かさが飛躍的に向上したのに、幸福度のレベルは変化していないようです。その理由を徐々に展開し、その原因と対処法を解説してくれていました。幸せになるための最大の敵が、そう思っている自分の心理そのものというのが心に響きました。

  • りょうみや

    進化心理学を基にした幸福論。同著の「パーソナリティを科学する」が良かったこともあり本書も読む。幸福の本はいくつも読んできたがそれでも得られることは多かった。人は「幸せになるために」生きているのではなく「幸せを目指すよう」進化してきてその本能に従って生きているのが一番のポイントで、そして本能的に目指して掴んだものは実際は「幸せ」に結びつく保証がまったくなく、そのギャップに苦しむことになる。幸せになれるかどうかは生まれつきの性格、すなわち遺伝子でほぼ決まっているが、それでもできることはあることを述べている。

  • masabi

    【概要】追跡調査や科学的な検証によって幸福が解明されつつある。【感想】幸福度に絶対的な指標はなく、他者との相対的な尺度で幸せかどうかを判断する。ポジティブな感情は刹那的で、ネガティブな感情のほうがインパクトがある。ある物事が自身にとってプラスかマイナスかを過大に予測する。フローや目的意識が大事。

  • デビっちん

    再読。ブログに記載しました。 https://www.kousokutairyoinfo.com/entry/surprising-identity-happiness

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