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脳は楽観的に考える

ターリ シャーロット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784760142927
ISBN 10 : 4760142924
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

綿密な見積もりを提出したのに、いつも予算はオーバー。絶対間に合わないのに、間に合うと思い込んでしまう。根拠はないけど、いつかはもうかると信じてる―。これらは脳の楽観性バイアスで起こっている!?

目次 : どちらが上?人間の脳が起こす錯覚/ 動物は今のことしか考えられないのか?未来を見越す行動の進化/ 楽観性は自己成就的予言なのか?心が予想を現実に変容させるプロセス/ バラク・オバマとシャーリー・テンプルの共通点は?個人的楽観が社会的失望と出会うとき/ 自分を幸せにしてくれるものを予測できるか?幸せになるための意外な要素/ クロッカスが雪のなかから顔を出す?物事がうまくいかないとき―うつと解釈と遺伝子/ なぜ日曜日より金曜日のほうがいいのか?予想の価値と恐怖のコスト/ なぜ選んだあとになって良く見えてくるのか?期待から選択へと、その逆の思考の流れ/ 9・11の記憶は自分が思っているほど正確か?感情が過去を変える/ ガンを克服するほうがツール・ド・フランスで優勝するよりもいいのはなぜか?脳は鉛を黄金に変える/ 落款性の暗黒面?第二次世界大戦から信用危機まで―リスクを見くびるのは赤ワインの飲みすぎと同じ

【著者紹介】
ターリ・シャーロット : ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジのウェルカム・トラスト・センターの研究員。ニューヨーク大学で心理学と神経科学の博士号を修得。『タイム』『ニューサイエンティスト』『ニューヨーク・タイムズ』などで楽観性、記憶、感情の研究に基づいた記事を書いている

斉藤隆央 : 1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は翻訳業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 魚京童!

    杯にはまだ、半分残っている。

  • はなよ

    図書館から。人間は常に楽観的に考え、行動を選択する。ただし、その事自体は特に悪い事でもなく、未来に希望を抱き続けれるおかげで、大きな事が成せるとも書かれている。逆に未来を悲観的に捉えると軽い鬱になってしまうとも。問題は、自らが破滅するリスクすら楽観的に見てしまう事で、これはブラックスワンでも警告されていた。無論、狩猟時代の頃はリスクを背負ってでも素早く判断する必要があったけど、現代社会ではいらないリスクを背負ってしまう危険性もある。(株式投資など)気をつけたい。

  • 和菓子男子

    楽観性の傾向(バイアス)。長い歴史の中で作り上げた「世界を明るく見る力」。信頼や希望といった人間の素晴らしい性質はここから生まれるのではないかと思う。そして、楽観性の傾向は人間の心の原点なのではないかと思った。含蓄にとんだ素晴らしい本だった。作者さんのユーモア溢れる筆致もそれを汲み取り美しい日本語で表現した訳者さんも文句なしの奇跡の一冊。そして、東日本大震災以降防災の分野で問題となっている「正常化の偏見」についてもよく理解できた。効果的な避難情報のあり方のヒントもこの本にはあると考える。

  • hidek

    人間の脳は物事をありのままに捉えて判断するのではなく偏った見方をする。楽観バイアスもその典型だ。物事を楽観的に捉えることで、目標の実現可能性は高く評価される。そして、それが努力を後押しし、成功が掴みやすくなるのだ。この脳の仕組みが、新たな挑戦や発明、生き延びる原動力となり人類に繁栄をもたらしてきた。一方で、楽観的な思考は、過信や熱狂を生みバブルなどの弊害ももたらす。だが、楽観を排除し、物事を正確に捉えようとすると「うつ」の状態に陥ってしまう。楽観的な脳の仕組みを留め置きながら楽観的に生きるべきということか

  • アカギ4

    事故を招いたり、自分の健康を危険にさらしたりすることにもなりかねない。脳が起こす体への影響を理解することで、そのような最低限のリスクを回避できるかもしれない!

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