ターリ・シャーロット

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事実はなぜ人の意見を変えられないのか

ターリ・シャーロット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784826902137
ISBN 10 : 4826902131
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人はいかにして他人に影響を与え、他人から影響を受けているのか。名門大学の認知神経科学者が教える、とっておきの“人の動かし方”。タイムズ、フォーブスほか、多数のメディアで年間ベストブックにノミネート。イギリス心理学会賞受賞。

目次 : はじめに―馬用の巨大注射針/ 1 事実で人を説得できるか?(事前の信念)/ 2 ルナティックな計画を承認させるには?(感情)/ 3 快楽で動かし、恐怖で凍りつかせる(インセンティブ)/ 4 権限を与えて人を動かす(主体性)/ 5 相手が本当に知りたがっていること(好奇心)/ 6 ストレスは判断にどんな影響を与えるか?(心の状態)/ 7 赤ちゃんはスマホがお好き(他人その1)/ 8 「みんなの意見」は本当にすごい?(他人その2)/ 9 影響力の未来

【著者紹介】
ターリ・シャーロット : ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン教授(認知神経科学)、同大学「アフェクティブ・ブレイン・ラボ」所長。意思決定、感情、影響の研究に関する論文を、ネイチャー、サイエンス、ネイチャー・ニューロサイエンス、サイコロジカル・サイエンスなど多数の学術誌に発表。神経科学者になる前は金融業界で数年間働き、イスラエル空軍で兵役も務めた。現在は、夫と子供たちとともにロンドンとボストンを行き来する生活を送っている

上原直子 : 翻訳家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    タイトルに惹かれて読んでみた。目から鱗が落ちることが、いくつもあるし、なるほどと納得。人は自分の知りたいことだけ知りたがるし、受け入れやすい。この視点をベースに考えると、いろいろな場面がわかりやすくなるし、何故そうなのか?も腑に落ちる。それは、こちら側の準備にも繋がり、心の余裕にもなる。やはり、人間は面白い!

  • Aster

    面白くて1日で読了した。まぁ〜気付くことがたくさん。言われてみれば当たり前かもしれないことだってなかなか気づくことは出来ないし、この本の要旨に照らせて言えば、言われても気付くことだって出来なかったのかもしれない。論理的に言って証拠を提示しても同意出来ない人は沢山いる。それは頭の悪さというより人間としての本能。人間は理性に頼りすぎているのかなと。

  • ひこうき雲

    人は感情の生き物。相手に何かをさせたいなら、事実ではなく感情に訴えることが必要。但し『事実で人の考えを変えられないということは、裏を返せば、事実でないもので人をコントロールできることでもあります』

  • booklight

    【読友本】タイトルがうまい。認知バイアスと伝え方。医者である著者でさえトランプの言った「ワクチンが自閉症の原因」というでたらめに一瞬パニックになる話が秀逸@事実であっても自分に悪い事実は受け入れられない。相手とってよい事実となる方向から伝えるA感情は同期しがち。自分の感情をコントロールして伝えるB快楽が人を動かす。恐怖は動かさないC選択があるとやる気になるD良い知らせを知りたがるEストレス下では悲観的になるF社会性は持って生まれる。人が興味を持つものは他人も興味を持つG人は周りの意見に左右されやすい。

  • 99trough99

    これは大変参考になる本だった。相手の行動を変容させたいと思う際に、客観的事実だけ突きつけても、様々な「聞きたくないバイアス」に相手が苛まれている場合には、突きつけた事実は耳に届かない、ということ。こういう場合人は得てして相手に対し、「情報弱者だから...」「エビデンスに基づいた科学的思考ができないから...」とダメ出しをしてしまう傾向があるが、そうではなく、どのようにすれば耳に届くか、そのために相手の脳の働きを決定づける要素について知りましょう、というもの。うまく取り入れられるよう、工夫していこう。

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