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イクバルと仲間たち ノンフィクション・books

スーザン・クークリン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338155076
ISBN 10 : 4338155078
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

働かされる子どもたちの希望となった少年がいた…。児童労働にたちむかった少年・イクバルと、彼を支えた人々の姿を描く本格ノンフィクション。

目次 : 第1部 自由への道のり―児童労働の実態と立ち上がる人々(ぼくの名前はイクバル/ じゅうたん織り/ 現代の奴隷労働/ 野火のように/ ぼくたちは奴隷労働の廃止を要求する/ 自由の証明書)/ 第2部 さらなる前進、そして突然の悲劇(行動/ まじめな生徒…そして活動家/ エイブラハム・リンカーンのように/ パキスタンにもどって/ だれがイクバルを殺したのか?)/ 第3部 新しい希望(イクバルの学校)

【著者紹介】
スーザン・クークリン : 1941年アメリカ・フィラデルフィア生まれ。作家。児童向けの著作は30冊以上にのぼる。『不屈の精神 人権活動家たちとの対話』(クリストファー賞を受賞)を執筆。プロの写真家としての活躍も目ざましく、その写真は『タイムズ』、『ニューズウィーク』、『ニューヨーク・タイムズ』等の新聞や雑誌に掲載されている。現在は夫とともにニューヨーク市に在住

長野徹 : 1962年山口県に生まれる。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程修了(イタリア文学専攻)。1995年から96年イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学文学部に留学。現在はイタリア文学の研究、紹介に従事している

赤塚きょう子 : 東京生まれ。東京・熊本・高松・大阪で育つ。大学卒業後、宝石専門誌の編集者を経てイタリアへ渡り、フリーライターなどをしながら4年間滞在する。現在は英語圏およびイタリアの児童文学や自然科学系ノンフィクションの翻訳に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chimako

    感想文審査会のための読書。夏休みの友(中2)の課題図書。児童労働について書かれたノンフィクション。読み物的には面白くはない。中心的に描かれる少年イクバルは銃で撃たれ死んでしまう。原書刊行が1998年、臨場感に欠けるのはしかたがないか。父親のたった600ルピー≒12ドルの借金のため4歳で絨毯工場に売られたイクバルはしかし特別な子どもではなかった。20年前のパキスタンでは極普通のこと。親が子を売ることも、それで家族が生活する事も。今を知りたいと思う。イクバルが命がけで残したものは生き続けているのだろうか。

  • たまきら

    先日絵本バージョンで読みましたが、今度はもう少し年上さんを対象に書かれた本を手に取りました。だって、やっぱり知っておかないといけないもの。エンドユーザーって無知で無防備。その状態が自分的につらいから。…いや外付けHDDの復旧にすごくお金を取られて、妥当だという友人もいればぼられているという友人もいてほとほと疲れてしまいまして…。知識がないって無防備だなあと、ちょっと違った角度から再確認しました。このお金、無駄にすまい。データのバックアップ、真剣にやらねば。

  • ふぇるけん

    中学生向けの推薦図書として紹介されていたので、手に取ってみました。南アジアで奴隷同様の債務労働をさせられている子供たちのノンフィクションです。家族の借金を返すために4歳から絨毯作りをさせられたイクバル。そんな境遇にも関わらず自由を求めて声をあげ、多くの子供を救い、そして12歳で殺害されてしまう。そんな彼の意志を継ぐためにも、多くの人が児童労働の現実を認識して欲しい。

  • ゆう

    読んでる途中で突如、『イクバルの闘い』のイクバルね、って気付いた。そちらも未読なのだけれど。南アジアの国々では、こうした児童労働が堂々と行われているという事実を、もっと多くの人が知るべきだと思う。小さな活動から、「あたりまえ」と思われていた世界を変えていく。本著を読んだ後、果たして、家の中に児童労働によってつくられた製品がないだろうか?と考えてしまった。

  • ヒラP@ehon.gohon

    児童労働という言葉にこれほどの過酷さがあることを知りませんでした。 奴隷労働という言葉が死語でないことを知りました。 債務労働って何でしょう。 現代には有り得ないと思っていた、この実体が存続している場所があることを知って愕然とした私です。 それだけに、児童解放のために立ち上がったイクバルの勇気には目を見張りました。 イクバルの殺害がなければ、きっともっともっと活躍の場があったと思います。 悲しくて怒りの込み上げてくる本でした。

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