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クレオパトラ

ステイシー・シフ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152092649
ISBN 10 : 4152092645
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2000年の時をへて、評伝では右に出る者のないピュリッツァー賞作家が、誤解に満ちたオリエントの妖婦像を一新。たぐいまれな戦略家、かつタフな外交官であり、また愛情深い母として、強国ローマの権力者たちと対峙し、陰謀と戦乱渦巻く時代を駆け抜けた、稀代の女性の素顔を浮かび上がらせる。骨太かつ絢爛に展開する、壮大な歴史絵巻の一大傑作。ニューヨーク・タイムズ・ベスト・ブックス選出をはじめ、有力各紙誌が総絶賛。PEN/ジャクリーン・ボグラド・ウェルド賞(評伝部門)受賞。

目次 : 第1章 あのエジプト女/ 第2章 死者は噛みつかない/ 第3章 クレオパトラ、魔術で老人を魅了する/ 第4章 黄金時代が今であったためしはない/ 第5章 人間は生まれつき政治的な生き物/ 第6章 港に着くには、帆を何度も変えねばならない/ 第7章 世界中のゴシップの的/ 第8章 不倫と私生児/ 第9章 歴史上で一番の悪女

【著者紹介】
ステイシー・シフ : アメリカの作家。作家ナボコフの妻の評伝V´era(Mrs.Vladimir Nabokov)でピュリッツァー賞を受賞。『サン=テグジュペリの生涯』で同賞最終候補。A Great Improvisation:Franklin,France and the Birth of Americaではジョージ・ワシントン図書賞とアンバサダー図書賞を受賞。Cleopatra‐A Lifeは2010年の刊行後瞬く間に全米ベストセラーとなり、PEN/ジャクリーン・ボグラド・ウェルド賞(評伝部門)を受賞した

近藤二郎 : 早稲田大学文学学術院教授・早稲田大学エジプト学研究所所長。専門はエジプト学、考古学、文化遺産学など。「王家の谷」をはじめ、エジプト各地で発掘と研究に従事

仁木めぐみ : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Jiemon

    クレオパトラの真実に迫る感動作。文字がびっしりと印刷されており、読むスピードから想像して普通の単行本であれば、頁数は倍近くになるだろう。紀元前の世界では、エジプトはヘレニズム文化の流れを汲み、ナイルの恵みを得て豊穣な国であり、ローマに比して文化、芸術的にも進んだ国であった。その中心にあったアレクサンドリアは世界の最先端都市であり、多くの文化人が生活していた。その中で育ったクレオパトラは、西のローマから富を当てにして近寄って来るカエサルやアントニウスに上手く取入り乍ら、王国の存続に精魂を傾けるが最後は滅亡。

  • ケニオミ

    内戦が勃発し、国庫が枯渇するローマ。その一方で地中海の真珠のように煌めくばかりのエジプト。いずれローマが食指を伸ばすことは必至と考えたクレオパトラはその内戦を利用し、エジプトの生き残りを図るが・・・。無能な父親を継いで、プトレマイオス王朝を見事な手腕で治めたクレオパトラ。子供達へ渡すべき王朝の行く末を案じた彼女が、自身に備わった美貌を活用することに何の罪があるのだろう。カエサルおよび彼の後継者を礼賛する塩野七生のローマ観にどっぷり浸っていた僕にとっては、眼を開かされる本だった。ちと読みづらかったのが難点。

  • キョウラン

    高田純次のCMがうるさい(!)「クレオパトラ ステイシー・シフ・著」 ビッチで娼婦(おい)なイメージがあるクレオパトラの氏素性が明かされるノンフィクション。クレオパトラの映画は来年公開するみたいなんで今のうちに読むのも良いかも。しかしまだ27usersしか読んでないなんて。傑作なんでほんとみんな読んだらいいのに。

  • Mana

    とても読みごたえのある本。まずとてもボリュームがある。クレオパトラという人物を色々な角度から解剖したという感じな本。著者は彼女が好きなんだろうけど変に感情に流されるところがないのが評価が高い。難を言うと、翻訳のせいかは分からないけれど文章が読みにくい。それと物語として盛り上がりを持たせられていないので読み続けてるとだんだんペースが下がってくる。とても良い作品だったけど総合評価ではザ・ロイヤルズ(キティ・ケリー)に一歩劣るというところ。次回作に期待する。

  • はゆ

    クレオパトラをドキュメンタリーで密着取材してるみたい。当時のエジプトが詳しく書かれているので、想像すると楽しかった。多少読づらいのと、細かすぎて面倒になったけど。伝説、神話ではなく、実際はどうだったのかを追求されているので、クレオパトラという人物が人間味があった。映画が公開されたら、またじっくり読もうと思う。

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