スティーブン・ブディアンスキー

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犬の科学 ほんとうの性格・行動・歴史を知る

スティーブン・ブディアンスキー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806712817
ISBN 10 : 4806712817
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「盲導犬クイールの一生」「ハラスのいた日々」に感動した人へ…。人が犬に魅かれるのは、人のせい、犬のせい…それとも。最新科学が明らかにする犬の行動。人と犬の秘密にせまる驚きの最新動物行動学。

【著者紹介】
スティーブン・ブディアンスキー : 1978年イエール大学で化学学士を取得。1979年ハーバード大学で応用数学修士を取得。科学雑誌ネイチャー編集部を経て、USニューズ・アンド・ワールド・レポート誌の副編集長となる。猫、馬、野生動物、暗号解読など多様な分野で個性的な書物を執筆。米国バージニア州リースバグ在住。科学者、作家、ジャーナリスト

渡植貞一郎 : 1931年生まれ。1953年北海道大学農学部卒業。群馬大学内分泌研究所、名古屋大学農学部、東京女子医科大学を経て、麻布大学獣医学部生理学講座教授。専攻は内分泌学、神経生理学。医学博士、農学博士。現在、麻布大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さすらいのアリクイ

    生物学や遺伝学など犬についての科学的研究結果から、犬の由来や行動、性格などを分析、理解しようという本。遺伝子について書かれた部分などちょっとこれは難しいな、というところもありますが犬はなぜ人間の世界に入り込んできたのかとか、犬と狼の比較など雑学的に読める部分もあります。その部分は面白く読めました。犬は足跡のにおいを判別できるなど本の中で紹介されている研究結果に驚くものもあり。足跡のにおいを嗅ぐという、普段触れも考えもしないことを犬はやっているのかと。犬の世界を少しずつ知ることができる本です。

  • らびぞう

    犬と人間の歴史は長い。そうして、近年のペットブーム、また、コロナ禍のステイホームにて、より一層、その関係は密になっている感じがする。しかし、飼い主は、ついついペットである犬を間違った愛情で育ててしまい、「オレ様一番!」の手に負えない犬を量産してしまっている。そこに、科学的視点より、「犬」について学ぶことが出来るのが、この本である。人は、犬を人として見、犬は、人を犬として見ている。最後の文が刺さる。「犬が人間なら、ただの間抜けだ。犬は、犬だから、すばらしい。そのことを直視しよう。」そのとおりだと思う。

  • みりん

    犬に関する研究や科学を噛み砕いてまとめた一冊。犬の起源から習性、遺伝の話など幅広いテーマについて書かれている。犬を擬人化しすぎてはいけないとはよく言うが、犬は犬であり、人と同じように接するべきではないというメッセージが良く伝わってくる。犬がうまく人間と暮らしていくためのしつけを施すことが大切だと思わされた。後書きを読むと著者の犬好きが高じて出版に至ったのがよく分かる。 翻訳がやや読みにくいので、一気に読むのは大変てはあるが、犬好きの方は楽しんで読める一冊だと思う。

  • 佐月

    犬が大好きな著者が、感情的になることを抑えて犬の生態を冷静に研究した結果をまとめた本。動物行動学というのは大変面白い、如何に自分が無意識のうちに人間本位な目線で動物を見ているのか思い知らせてくれる。翻訳が少し読みにくく感じる箇所がありましたが、内容はとても面白かったです。

  • すのう@中四国読メの会コミュ参加中

    犬には犬の世界観があり、それを人間に当てはめるべきでない。意識のパラダイム転換に揺さぶりがかかっている今、もう少し犬について、客観的に考えるべきだと思った。

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