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パップという名の犬

ジル・ルイス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784566024786
ISBN 10 : 4566024784
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

母犬は、かならず、子犬たちに教える。人間と犬との間には“聖なる絆”があることを―。捨てられ、野良犬として生きることになったパップにも、たったひとり、大切な人がいた。パップは「あの男の子」にもう一度会えるだろうか。

【著者紹介】
ジル・ルイス : イギリスの作家。おさないころから野生の生き物に興味を持ち、大学では獣医学を専攻。卒業後、獣医として働くかたわら、野生動物との出会いを求めて、さまざまな国を旅する。現在は作家として活躍中

さくまゆみこ : 出版社勤務を経て、フリーの翻訳家・編集者として多くの本を送りだしている。JBBY(日本児童図書国際評議会)会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。YA。主人公は捨てられた子犬のパップ。人との絆を信じ、愛された記憶を胸に生きていく犬たちの物語▽しかばね横丁に捨てられたパップはフレンチに助けられ、レディ・フィフィの群れに入れてもらう。パップ含め8頭の犬たちはそれぞれ人に虐げられ逃げ出した過去を持つ。パップは野良犬として生きることを学んだが、ある犬の裏切りで仲間はバラバラになる。檻の中に捕まったパップはいい出会いもあったが、人間に翻弄され何度も傷つく。パップは幼い頃に愛してくれた少年との再会を強く願う▽波乱万丈の犬生にドキドキさせられた。

  • まる子

    パップ(犬)とその後に仲間になる複数の犬がメインの物語。仔犬のパップは少年の犬のはずだったのに、噛み癖があるため捨てられた。そこで様々な犬と出会い野良犬生活。仲間に出会い、人に保護され、新たな飼い主に再び捨てられ、保護されたと思ったら闘犬として命をつなぐ日々。闘犬として生きるのも大変💧その場を逃げ出しあの時の仲間に再会。そしてなんとなく記憶にある場所、そして懐かしい匂い。青年になったリーは、ひと目見て、この成犬がパップだとわかった!今度こそは幸せになると思っていたけれど…。老犬になっていたんだね。

  • えりまき

    2023(307)第35回読書感想画中央コンクール指定図書。ジャーマンシェパードの雑種パップの障害。人間の都合で捨てられ、貰われ、闘わされたりしながらも、人間との「聖なる絆」を信じる犬たちのお話。身勝手な人間たちに憤り。とても切ないお話です。親友のフレンチ、優しいレックス、グループのリーダー・レディ・フィフィ、対立するグループのリーダー・キバ。ジルさんの他の作品も読んでみたい。

  • NakaTaka

    犬好きにはたまらない物語。冒頭は捨てられた犬の悲しい暗い展開に、読むのが辛かったが、次第に野良犬の群れの絆や冒険に心奪われ、人間の身勝手さに憤りを覚えつつ読み進めた。後半はどうなるのか気になって一気読み。涙と鼻水が止まらなかった。フレンチの知的で勇敢な姿がさらに涙を誘った。著者はイギリスの獣医さんで、動物愛護等をテーマにした物語を多数書いている。

  • nekonekoaki

    はるか昔、犬と人間はある時期から特別な関係をもつことを誓って、それ以来両者は互いに大切な存在として相手を尊重して生きてきました。やがて時が経ち人間はそのことを忘れ去ってしまい犬たちだけがその誓いを語り継いできました。元々は強い絆で結ばれていたはずの犬と人間との交流を、昔のように取り結ぶことはできなくても、遠い記憶の一筋の糸で繋がりながら、今も脈々と続けていくことができることの幸せを感じました。気になっていた、さし絵は誰が描いているのかという疑問は最後まで読んで判明しました。2023年1月20日初版発行。

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