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デイヴィッドスン事件 論創海外ミステリ

ジョン・ロード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846021412
ISBN 10 : 4846021416
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

思わぬ陥穽に翻弄されるプリーストリー博士。仕組まれた大いなる罠を暴け!…

【著者紹介】
ジョン・ロード : 1884年、英国生まれ。本名セシル・ジョン・チャールズ・ストリート。別名義にマイルズ・バートン、セシル・ウェイ。1927年、“A.S.F”でミステリ作家としてデビュー。25年に発表した“The Paddington Mystery”以降、多数のミステリ作品を発表し、ディテクション・クラブの主要メンバーとしても活躍した

渕上痩平 : 英米文学翻訳家。海外ミステリ研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bapaksejahtera

    窒素合成等の化学工業機械製造会社が二代目当主の横暴に遭い、子飼いの技術者の解雇等危うい方向に向かう。会社関係者は恐慌を来すうち、その当主が郊外の自宅に向かう途中で殺される。近代警察黎明期とはいえ犯罪学を余技とする学者が警察に個人的とは言え依頼され捜査に介入する。彼は約束どおり神の如き推理で事件を解決する。この種の小説は忌避する処、長からざる本をつい読み終えた。本作犯人の犯行は、自身及び回りの破滅も生じかねないリスクを孕みしかも法廷操作を想定した綱渡り。しかし初期探偵小説にもこういう幕引きパターンがあった。

  • やっす

    ジョン・ロードの初期を代表する作品との事だが、正直なところ、言われている程ではないかなと。事件の内容には、結構ワクワクできたし、作者の狙いというか仕掛けも悪くないとは思うけど、犯人が早々に明かされてしまい、以降は倒叙ミステリみたくなってしまうのと、ある程度ミステリを読みなれた読者なら、全部ではなくともトリックや真相に見当がついてしまうだろう点が辛い。まるっきり面白くなかった訳ではないので、これに懲りずに翻訳が続いてくれるといいなぁと思います。何だかんだで、ジョン・ロード好きなので。

  • とし

    ”どんな難事件も名探偵がズバッと解決”に食傷気味だった自分にとっては、この結末はある意味清々しい気持ちで楽しく読み終えた(ただしガイの件を除く)。

  • チェス

    ミステリ王道、楽しめた

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