ジョン・フォン・ノイマン

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ゲ-ムの理論と経済行動 2

ジョン・フォン・ノイマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480092120
ISBN 10 : 4480092129
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

経済学に数学を用いるには、物理学者が行うようにまずは特殊な個別の問題を数学的に記述し、厳密な証明を与えつつ理論を一般化していかなければならない―ヒルベルトを師と仰ぎ、量子力学の数学的基礎付けで若くして不朽の業績を挙げたフォン・ノイマンは、経済学をも厳密な“科学”と捉えた。第1巻におけるゼロ和2人ゲームの定式化を踏まえ、本巻ではプレイヤーが3人以上の場合のゼロ和ゲームについて議論を展開し、n人ゲームの一般論へ向けた基礎をさらに積み上げていく。全3巻の中核をなす議論である。

目次 : 第5章 ゼロ和3人ゲーム(予備的考察/ 単純多数決3人ゲーム ほか)/ 第6章 一般理論の定式化、ゼロ和n人ゲーム(特性関数/ 与えられた特性関数をもつゲーム ほか)/ 第7章 ゼロ和4人ゲーム(予備的考察/ 立方体Qの特別な点についての議論 ほか)/ 第8章 参加者n≧5の場合についての若干の考察(ゲームのさまざまな類のもつ自由度/ 対称な5人ゲーム)/ 第9章 ゲームの合成と分解(合成と分解/ 理論の修正 ほか)

【著者紹介】
O・モルゲンシュテルン : 1902‐77年。ドイツ、ゲルリッツ生まれの経済学者。ウィーン大学で教鞭を執った後、1938年にプリンストン大学に移る。ゲーム理論研究のほか、ビジネス・サイクル理論や国際貿易などについて優れた研究を行った

J・フォン・ノイマン : 1903‐57年。ハンガリー、ブダペスト生まれの数学者。1930年に渡米。量子力学、ゲーム理論、計算機科学、気象学など多岐にわたる分野で業績を挙げた

銀林浩 : 1927年生まれ。明治大学名誉教授

橋本和美 : 1933年生まれ。元明治大学教授

宮本敏雄 : 1913‐2001年。元関東学園大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    鈴木先生のゲームの理論の本を読んで、そういえば原典を読んでいる途中だということで、第二巻のこの本を読み切りました。途中でしばらくの間挫折していました。ゲームの理論関連の本を書かれている先生方は本当に読んでいるのかしらという気がするくらい、無味乾燥な感じがする本です。原典で基本書なのでしょうが、理解するには相当の忍耐力と我慢強さが必要です。

  • roughfractus02

    チェスをモデルとした2人ゼロ和ゲームはまだ限定的だが、このこから意思決定の際に必要な情報が引き出せるだけでなく、複雑さを増した複数人数の非ゼロ和ゲームへの理論的拡張も可能になる(その際、特性関数等の設定は必要であり、非合理的モデルから囚人のジレンマも導出される)。第二次大戦末期に確率論の導入で実践可能になったこの複雑さを増すゲームは、その一方で異文化コミュニケーションを関係自体として考察する分析にも影響を与えた(ベイトソン)。本書後半のゲームの合成と分解の章は、関係としての心理形成の場面に踏み込んでいる。

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