ジョン・ディクスン・カー

Individuals/organizations Page

Books

盲目の理髪師 創元推理文庫

ジョン・ディクスン・カー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488118440
ISBN 10 : 4488118445
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大西洋上の豪華客船で重大な盗難事件と奇怪な殺人事件が発生する。なくなったはずのエメラルドがいつの間にか持ち主のもとにもどったり、被害者が消えたあとに“盲目の理髪師”が柄にあしらわれた、血まみれの剃刀が残っていたり。すれ違いと酔っ払いの大騒ぎに織り込まれる、不気味なサスペンスと度肝を抜くトリック。フェル博士が安楽椅子探偵を務める本格長編、新訳で登場。

【著者紹介】
ジョン・ディクスン・カー : 1906年アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。30年に予審判事アンリ・バンコランが登場する『夜歩く』を発表。ギディオン・フェル博士シリーズの『帽子収集狂事件』、ノンシリーズの『皇帝のかぎ煙草入れ』のほか、カーター・ディクスン名義によるヘンリ・メリヴェール卿シリーズの『ユダの窓』など、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものし、熱狂的な読者を獲得。“不可能犯罪の巨匠”と呼ばれる。77年没

三角和代 : 1965年福岡県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Kircheis

    ★★☆☆☆ フェル博士シリーズ4作目。 本作はカー作品中で、もっとも喜劇的な作品と言われる。凄惨な殺人こそあるものの確かに文体や展開は笑わせにきていると感じる。 だが、日本人としてはあまり笑える作品ではなかった。おそらく英語圏の人であれば違った感想になるのだろうけど。 肝心の事件の真相にもやや不満を感じる。船員が「乗客でいなくなった人は1人もいません」と言いきったのはアンフェアだろう。 まぁこんな単純な真相に気付けなかったのが悔しいだけかもしれないが。

  • 星落秋風五丈原

    最初の文章が長い!本作の内容はここに集約されており、次に細部を見ていくことになる。今回はフェル博士は船旅には参加していない。既に起こってしまった出来事を、『剣の八』で知り合った探偵作家(クイーン・ヴィクトリア号に乗っていた)から、聞きながら真相を解き明かしていく安楽椅子探偵ものである。よって、捜査関係者が必死に事件解決に動いているのに、あれこれとフェル博士が茶々を入れる場面は登場しない。既に起こってしまった事件を一度も見ないでフェル博士がどうやって解決するのか?安楽椅子探偵としての腕の見せ所だ。

  • 本木英朗

    『盲目の理髪師』新訳版である。旧訳版では2001年に一度だけ読んでいたが、果たして新訳版は?ということだ。大西洋上の豪華客船で重大な盗難事件と奇怪な殺人事件が発生する。なくなったはずのエメラルドがいつの間にか持ち主の元に戻ったり、被害者が消えたあとに〈盲目の理髪師〉が柄にあしらわれた、血まみれの剃刀が残っていたり……という話だ。今回も俺は全く分からなかったよ、うん。まあ、別にいいけれどねえ。名探偵フェル博士の名推理が最高によかったなあ。またいつか読みたいねえ。

  • つーこ

    豪華客船の中で起こる密室犯罪。そしてその謎を見事解き明かす車椅子探偵。そしてこの題名。どれをとっても好奇心しかなかったが、読み応えからすると残念としか言いようがない。トラブルが次々起こる割には、誰もが真剣みを感じられず、登場人物も誰も信用できないっていうか共感できず。グダグダってこういう事だよね?ってくらいで、読んでいるのがバカバカしくなった。これもカーの魅力のひとつなのかな?知らんけど。

  • タリホー

    イギリスに向かう豪華客船で起こった珍騒動。公表されれば国際問題になりかねないフィルムが盗まれ、キャビンで瀕死の女性が見つかったと思えば失踪し、更に酩酊状態の乗客たちが数々の失態をやらかしていく正にドタバタ劇。騒動の元凶である犯人も登場するし、その謎解きも行われるが、メインはドタバタ劇にあり、謎解きの部分はそれほどのものではない。が、ある部分に仕掛けられたミスリードを誘発させるトリックには感心した。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items