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失われたものたちの国

ジョン・コナリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488011376
ISBN 10 : 4488011373
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロンドンに暮らすセレスは、ひとりで8歳の娘を育てていたが、ある日、娘が交通事故で昏睡状態となってしまった。医師の勧めで、セレスは田舎にあるケア施設に娘を移すことにする。その施設の敷地には、『失われたものたちの本』という物語を書いた作家の古い屋敷があった。娘の看病を続けるセレスが限界を迎えた日、彼女は何者かに呼び寄せられるようにして屋敷の屋根裏部屋に入り込み、さまざまな本が呼びかけてくる声を聴いた。そこに突然現れた怪物に襲われ、屋敷から逃げ出すが、気がつくと知らない場所に迷い込んでいた。そこは魔女や人狼、巨人たちが存在する、美しくも残酷な世界だった。セレスは元の世界に戻れるのか?異世界冒険譚『失われたものたちの本』続編!

【著者紹介】
ジョン・コナリー : 1968年アイルランド生まれ。犯罪小説、ホラー、ファンタジーなどを執筆。ダブリン大学およびダブリンシティ大学で学んだ後、フリーのジャーナリストとして活動。1999年のデビュー作『死せるものすべてに』はシェイマス賞を受賞したほか、ブラム・ストーカー賞とバリー賞にノミネートされた。2007年に『失われたものたちの本』で全米図書館協会アレックス賞を、2014年に「キャクストン私設図書館」でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞とアンソニー賞の最優秀短編賞を受賞した

田内志文 : 文筆家、スヌーカー選手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    ”失われたものたちの本”続編。こちらの方が格段にいい。やや女子部的だが。助けに来た王子様がうざいのでクロスボウで射殺しちゃうラプンツェルとか。 ダークでヘビぃな異世界ファンタジー。 あ、今回は女子が主人公です。 後半特にいいです

  • シナモン

    「失われたものたちの本」の続編。 今度の主人公は交通事故に遭い昏睡状態となった女の子の母親セレス。現実世界での看病の辛さややり場のない気持ち、異世界へ迷い込み(なぜか16才の姿に😲でも心は大人のまま)さまざまな困難に見舞わながらも、眠り続ける我が子を思い奮闘するセレスに感情移入して切なかった。ラストは涙💧

  • tom

    前作は楽しんだ。だから期待して借りてきた。主人公は30何歳かの母。娘(とても幼い)が交通事故で意識不明になる。そのままの状態で病院に。母を助ける人はいない。疲れ果てている。そして母は、境界の世界に入り込んでしまった・・・。ここまでは、面白い物語を予感させる。でも、ここから現れる人や物の怪が何者なのか、私にはいまいち理解できない。どうして幼い娘が境界の世界に連れ込まれたのか、母がどういう役割を果たしているのか、物の怪たちの不思議な戦いも同様で・・・。ということで、物語の中に入れないまま読み終えることに。

  • 糸巻

    32歳のシングルマザー・セレスは交通事故で昏睡状態に陥った一人娘のためにロンドンからケア施設のある田舎に引っ越す。目覚めない娘の看護に疲れたセレスは不思議な力に引っ張られるように異世界へ。何者がどんな目的でセレスを導いたのか。そしてその世界でセレスは半分の年齢である16歳の少女に若返り、世界の全てを知る木こりと出会い冒険の旅へ…。『失われたものたちの本』続編。作り込まれたダークな世界観に圧倒され中々ページが捲れぬ。これから読む人には是非前作を読んでから手に取ることを勧めたい。

  • きゃんでぃ

    大人の絵本のようでした。全然絵本ではないのだけれど。前作よりさらに深く、読み終わるのに時間がかかってしまいました。生きていれば悲しいこともたくさんあるけれど、その悲しみからも何かを見いだせるのが人の強みなのだと感じます。強欲さとか、傲慢さとか、これでもかと濃く描かれていて、でもそれはこの物語の中だけのことではないんだろうな。住む世界が違うから、ここまで残酷には現れないけれど。

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