Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• タツ　フカガワ

  読了日：2025/05/19

  マクドーヴァー判事の不正を明らかにするには、ギャングとの繋がりを証明するしかないが、司法審査会には判事以外の調査権はなく、捜査はＦＢＩに委ねられる。その間にも関係者を脅かす刺客の影など、まるでノンフィクションを見るようなリアルでスリリングな展開に酔いしれました。リーガル・サスペンスというよりクライム・サスペンス色の下巻はいやまし面白かった。妹大好きの自己中男で離婚歴2回、自己破産歴2回という司法審査会の調査官レイシーの兄ガンサーに好感。

• 本の蟲

  読了日：2025/08/08

  賄賂を受け取っている悪徳判事。調査のため先住民居留地を訪れていた司法審査会の二人は、カジノを裏で牛耳るギャングの罠にかかる。さらに情報提供者まで姿を消し…。若い国である米国。アメリカ先住民への虐殺や強制移住もここ百年、二百年の話。先住民とカジノの関係や、配当金による若者の無気力問題も別の作品で聞いたことがあるが、FBIが介入を渋る先住民居留地の治外法権含めて、もろもろ米国が抱える負の遺産。歴史を深堀りしたくなる興味深い背景で、最後は悪党が残らず捕まってすっきりな結末

• nizi

  読了日：2024/11/23

  下巻になっても展開自体は抑揚がない。主人公の業務が地味すぎて肝心なところはFBIが担う（これは作中でも言われている）ため、気持ちの良いストーリーになりづらいのだろう。司法審査会という日本では聞かない職種に触れられたのは良かったが、これもLaw & Orderにあったような？

• オオイ

  読了日：2025/03/08

  さほど派手さはないが じんわりと面白く読ませました。

• franz

  読了日：2025/02/06

  気持ちの良い終わり方。驚くようなどんでん返しなどはなかったが、わざとらしくなくてそれもいい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します