ジョルジュ・バタイユ

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ドキュマン 河出文庫

ジョルジュ・バタイユ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309464039
ISBN 10 : 4309464033
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

初期バタイユが主宰した横断的雑誌『ドキュマン』。そこに彼が執筆した文章を集成し、四十年ぶりに気鋭が新訳。その後のバタイユの萌芽をしめすとともに、亀裂と不定形の思想家という新たなバタイユ像を開示する。多形な異物が渦巻く溶鉱炉から未生の思想が炸裂し生成する―世紀を超えた名著が復活。

目次 : 『ドキュマン』第一年度(一九二九年度)(アカデミックな馬/ サン=スヴェールの黙示録/ 建築 ほか)/ 『ドキュマン』第二年度(一九三〇年度)(低次唯物論とグノーシス/ 空間/ 自然の逸脱 ほか)/ 補遺『ドキュマン』未掲載原稿(サドとともに吠えるダリ/ サル・プレイエルにおけるフロベニウス展覧会/ インドのギリシア風芸術作品 ほか)

【著者紹介】
ジョルジュ・バタイユ : 1897‐1962。思想家・作家・批評家。特異な思想はその後の思想・文学に大きな影響を与える

江沢健一郎 : 1967年生。フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 双海(ふたみ)

    訳のおかげで読みやすい。本書はバタイユが主宰した異様な雑誌「ドキュマン」に掲載されたテクストを集成したもの。図版が多いのも特徴。

  • nightU。U*)。o○O

    バタイユ的な衝撃の発想が全編にはっきりあらわれているが、それでも同時代の流行や既成概念への反骨、あてこすりや落胆から書かれた部分もけっこうあると思う。特にブルトンとはもはやトムとジェリー。「人間の形象」「プリミティヴ・アート」「供犠的身体毀損と〜」「サドとともに吠えるダリ」あたりは重要だと思った。

  • Ex libris 毒餃子

    足の親指 という章を読んでショックを受けました。一章一章が短いのである意味、入門編かもしれません。

  • 寛理

    授業のために図書館で借りてざっと読んだ。

  • 工藤 杳

    俺のフランスの同僚です。「あらゆる公共建築物と制服が発する「気をつけ」は、…」(279)あたりが非常にグッとくる一文。

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