ジョナサン・クレーリー

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知覚の宙吊り 注意、スペクタクル、近代化 平凡社ライブラリー

ジョナサン・クレーリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582769869
ISBN 10 : 4582769861
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アテンション・プリーズ! 労働から科学まで、近代において「注意」はいかにして主体に要請されてきたのか。マネ、スーラ、セザンヌの絵画を交え、その変遷を描き出す。視覚文化論の基本文献、待望の文庫化。

【著者紹介】
ジョナサン・クレーリー : 1951年、アメリカのコネチカット州ニューヘイヴンに生まれる。視覚文化に関する系譜学的な研究で知られ、Zone Booksの創業者のひとりとして長らく編集委員を務める。現在、コロンビア大学教授

岡田温司 : 1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。専門は西洋美術史・思想史。著書に『モランディとその時代』(人文書院、2003、吉田秀和賞受賞)、『フロイトのイタリア―旅・芸術・精神分析』(平凡社、2008、読売文学賞受賞)などがある

石谷治寛 : 1977年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。現在、広島市立大学芸術学部准教授。専門は美学・美術史・視覚文化論

大木美智子 : 1979年生まれ。ロンドン大学UCL西欧言語文化社会研究科博士課程修了。現在、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校専任上級講師。専門は美学・美術史

橋本梓 : 1978年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程指導認定退学。現在、国立国際美術館主任研究員。専門は現代美術。展覧会企画に「Viva Video!久保田成子展」(共同企画、国立国際美術館ほか、2021、倫雅美術奨励賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ∃.狂茶党

    大変分厚い文庫本、注釈が三分の一ほどあり、できればその都度読んだ方がいいが、あまりに膨大なので、二冊の本を同時に読んでいるような気持ちになる。 一週間で読み終わったのですが、取り扱う話題が広範すぎて、一つの短い感想が浮かびにくい。 本書は、美術史であり、文化史であり、思想史であり、精神分析学や、社会学の本でもある。(作者は美術史系の人)

  • ぷほは

    発売された4月から読み始め、ようやくいま読み終えた。「注意」の近代的言説が、メディア装置から生理学・心理学・社会学の学問的布置を携えて、マネ、スーラ、セザンヌの絵画実践における主体構成と主体解体の綾の中におりたたまれていく。「いやいや、それは流石に牽強付会でしょ」と言いたくなるも、オチにやってくる20世紀冒頭にフロイトがローマから家族に宛てた手紙の説得力によってすべて持っていかれる。文庫版あとがきで訳者が述べるように、現代のSNS上のアテンション・エコノミーや観光における視覚汚染などを想起しながら読んだ。

  • horada

    ****

  • シン

    メディア論中心の現代文化研究。読まないよりは読んだ方が良い系

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