ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ

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恐ろしく奇妙な夜 奇想天外の本棚

ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336074058
ISBN 10 : 4336074054
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

虚構と現実のあわいに君臨する異能の作家!!「人形は死を告げる」「つなわたりの密室」「殺人者」「殺しの時間」「わたしはふたつの死に憑かれ」「恐ろしく奇妙な夜」の6編を収録した、『赤い右手』の作者ジョエル・タウンズリー・ロジャーズによる中短編傑作集。

【著者紹介】
ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ : 1896‐1984。アメリカの大衆小説家。ミズーリ州に生まれ、87歳で歿。ハーヴァード大学に学んだ秀才として知られる。大学卒業後海軍航空隊に2年間入隊し、除隊後各種パルプ雑誌に数多くの作品を発表、晩年まで作家活動を続けた。作品分野はミステリ、サスペンス、ホラー、SFなど多岐にわたり、軍でのパイロット経験を活かして航空冒険小説も手掛けた。最も有名な小説は1945年の長編ミステリ『赤い右手』で、英語圏でこんにちまで版を重ねると同時に日本を含む諸外国で翻訳され、1951年にはフランス推理小説大賞を受賞した

山口雅也 : 早稲田大学法学部卒業。大学在学中の1970年代からミステリ関連書を多数上梓し、89年に長編『生ける屍の死』で本格的な作家デビューを飾る。94年に『ミステリーズ』が「このミステリーがすごい!’95年版」の国内編第一位に輝き、続いて同誌の2018年の三十年間の国内第一位に『生ける屍の死』が選ばれKing of Kingsの称号を受ける。95年には『日本殺人事件』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞

夏来健次 : 英米小説翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムチ

    装丁、いい。分厚いが、肩の凝らない展開、訳もナイス 読み易い。初の名前と思えば、7,80年前の作家。長らく版を重ねた有名作品も刊行している。こんな冠 好みじゃないが難関大卒の秀才という肩書 秀作の誉れよろしく最近復刊が相次ぐとか・・これも。読み始め、学生時代に親しんだ作品群の匂いを感じさせ トリックも。当然 レヴューにネタをぞろりと綴る人はお控え願いたい。感想=読了直後若しくは熟成時間をおいての主観を語るがモットーの私だし☆6編の中短編…帯にあるように現実と夢想の淡淡とした様なはざまで読み手を泳がしている

  • R

    ホラーの趣があるミステリだけど冒険活劇といった感じで、非常に面白く読めた。少年心をくすぐりそうな主人公の設定がかっこいいと思えるものが多くて、物語における情緒や重視されているところが、トリックとアクションに全振りしてるみたいなところもあって、潔くかっこいい。謎解きも楽しめるけども、アクション要素が充実しているから活劇として楽しめるし、すっきりとした読後感がよかった。

  • だるま

    山口雅也氏が製作総指揮する『奇想天外の本棚』の、新シリーズになってからの第5弾で、国内では長編ミステリ『赤い右手』だけ翻訳されていたロジャーズの中短編傑作集。収録作品は山口氏と『赤い右手』も訳していた訳者の夏来健次氏とで決めたとの事。だからアメリカ本国にも無い日本オリジナルの作品集になる。「ネタバレになるので内容については書けない」と冒頭で示されているから、このレビューでも書かないけど、『奇想天外の本棚』の中では過去一番面白かった。やや難解でスイスイ読める類の作品では無いが、その分、読後は満足感に浸れた。

  • 8番らーめんR

    ミステリマニアにとって忘れられない怪作ミステリ「赤い右手」の作者J.Tロジャーズの中短編集。あの悪夢を思わせるような作風はここでも健在で嬉しくなる。偶然、それとも? 視点が不明で時系列がヘンテコでかつ本筋から脱線のようなエピソードが挟まれ段々と頭が混乱してくるがラストでそれも作者の術中だったという意外性に驚く。売れない新人作家のくせにミステリの書き方を偉そうに述べる語り手というメタな「殺しの時間」が一番笑えます。今最も再評価すべき作家でありもっと他の作品を読みたい。

  • 翡翠

    どの短編も途中から本当の幕が上がる。予想を裏切る展開にひき込まれてもう虜になってしまう、そんな作家だと思いました。

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