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二年間の休暇 下

Jules Verne

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834018066
ISBN 10 : 4834018067
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自力で島から脱出することは不可能と悟った少年たちは、友情と協調の精神で島の生活に耐え、救援が来る日を待つ。やがて上陸した悪漢たちとの壮絶な戦い。そして、帰国の途につくまでの胸おどる痛快な冒険物語。

【著者紹介】
J・ベルヌ : 1828年、フランスに生まれた。広範な知識と豊かな空想力によって、科学冒険小説ともいうべき新しい分野を開拓した。1905年没

太田大八 : 1918年、長崎に生まれる。幼児期はウラジオストック、長崎県大村で過ごし、その後、東京神田に移る。1943年、多摩美校卒業。1955年、日本童画会賞受賞。1958年、小学館絵画賞受賞。イラストレイターとして活躍中

朝倉剛 : 1926年、横浜に生まれる。1950年、東京大学卒業。東京外国語大学名誉教授。専攻はフランス十七世紀文学。2000年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 長くつしたのピッピ

    子ども達の勇気や知恵がますます冴え渡る下巻。離反した仲間を思いやるブリアンの心栄えがとてもいい。それにしても、子ども達が遭難した島を「植民地」と訳するのは翻訳者の時代背景も有るのだろうか。架空の島「チェアマン島」のモデルがニュージーランドに有るらしい。今と違って情報が少ない時代にこんなにも壮大な物語を作る作者はすばらしい。現代においても魅力的な要素がたくさん有って、是非多くの子どもたちに読んで欲しい。

  • ぱせり

    読む速度は下巻になってますます加速。島に人影をみつけたところからは一気に読んでしまう。その一方で、彼らの規律正しい生活に感心。選挙によるリーダー選び、それぞれに役割分担、一日の時間割を決め、揃って勉強をするなど、生き延びた秘訣は、ここにありそうな気がします。

  • くみ

    ドニファンたちは他の少年たちとは別の生活を築くため、住処を離れる。ドニファンのブリアンに対する妬みかのひがみは、大人社会でもあるような。。 しかしある出来事がきっかけで和解、一致団結する。 少年たちの知恵と冷静さと勇敢さは本当に素晴らしい。 もっと早くに読んでおくべきだったなとちょっと後悔。。

  • ほよよ

    下巻はさらに加速して一気でした。先が気になって焦って、読むスピードが目で字を追うスピードに追いつかない笑!この本の訳がかなり原作に忠実に訳されてるっぽく、綺麗にまとまりすぎてないとこも外国の物語の雰囲気がそのままでいい。読書の面白さを思い出させてくれたような、その楽しさの原点のような作品でした。★★★★★

  • しずくちゃん

    下巻はドニファンとブリアンの衝突が避けられなくなり、ドニファンたちは別れて住もうとするが、そこに悪人たちの船が難破してくる。仲違いなどしている場合ではなくなり、力を合わせて悪人たちに立ち向かうことに。船に乗っていた良い大人、イバンス、ケートも力強い仲間になってくれて、悪人たちと戦い、帰国へ。「どんな状況に陥ろうとも、秩序と熱意と勇気を持ってあたれば乗り越えられる」大人が読んでも面白いこの本とこの言葉を小中学生の子どもたちに届けたいと思いました。

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