Product Details
ISBN 10 : 477594200X
Content Description
本書では、過保護な子育てと、それが子どもをダメにしている実態を、様々な調査結果と、多くの教育関係者への取材、さらに、親たち子どもたち自身の声を通して明らかにする。そのうえで、実践できるよりよい子育ての方法を紹介する。子ども自身に失敗を経験させること、立ち直る力(レジリエンス)や臨機応変に対応できる力を養わせること、そして、成功するために必要な意志の強さとやり抜く力(グリッド)を身につけさせることの大切さを強調する。次世代の若者たちが自信と能力を得て、自らの人生を切り拓いていくことを願う人々の声を結集したような本書は、すべての親にとって有益な子育ての指南書となる。
目次 : 1 子育てのおかしな現状―過保護すぎる親たち(子どもの安全と健康/ 子どもに機会を与える/ いつでも子どものそばにいる親/ 激化する受験戦争/ なんのために子育てするのか?)/ 2 過保護な子育ての害―大人になれない子どもたち(生活能力を失った子どもたち/ 過保護が子どもに与える精神的な害/ “薬漬け”になる子どもたち/ 過保護な子育てが子どもの就職を妨げる/ 過剰な子育ては親の負担にもなる/ 大学受験がおかしくなっている)/ 3 「大人」の育て方―社会的役割を身につけさせる(最良の子育てとは/ 自由気ままに過ごさせる/ 生活能力を教える/ 自分で考えることを教える/ 厳しい仕事に備えさせる/ 自分の道を自分で決めさせる/ 困難を標準化する/ より広い視野で大学を見る/ 耳をかたむける)/ 4 親の人生の歩み方―勇気をもって態度を変える(自分自身を取りもどす/ なりたい親になる)/ 付録A ハーバード・ロースクールの学生の出身大学リスト/ 付録B ティーチ・フォー・アメリカ(TFA)採用教師の主な出身大学
【著者紹介】
ジュリー・リスコット・ヘイムス : スタンフォード大学で新入生担当学生部長、学部生のアドバイザーを歴任し、学部生への貢献度を評価されてディンケルスパイエル・アワードを受賞。スタンフォード大学で学士号、ハーバード・ロー・スクールで法務博士号、カリフォルニア芸術大学でMFA修士学位(美術マスター)を取得している。サンフランシスコ・ライターズ・グロット所属。夫、10代の子どもふたり、実母とともにサンフランシスコ・ベイエリアで暮らしている
多賀谷正子 : 上智大学文学部英文学科卒業。銀行勤務などを経て、フリーランスの翻訳者に
菊池由美 : 大阪府出身。京都大学卒業。旅行会社などに勤務後、翻訳をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
