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ISBN 10 : 4081310173
Content Description
クモの巣には、驚くべき幾何学が潜んでいる。博物学の不朽の名著、画期的な個人完訳版。
目次 : ナルボンヌコモリグモ―どうやって地面に巣穴を掘るのか/ ナルボンヌコモリグモの家族―母親の背中に乗る子グモの群れ/ ナルボンヌコモリグモの木登り―子グモに突然現われ、消える本能/ クモの旅立ち―ナガコガネグモの分散/ シロアズチグモ―カニに似たクモ/ コガネグモの仲間―巣の網の張り方/ コガネグモの網―クモの巣が壊れたらどうするのか/ コガネグモの粘着性の糸―なぜ自分は罠にかからないのか/ コガネグモの電信線―網にかかった獲物の存在を知る方法/ コガネグモの幾何学―糸で紡がれる対数螺旋/ コガネグモの番―雌雄の出会いと狩り/ コガネグモの財産―網を交換する実験/ 数学の思い出―ニュートンの二項定理/ 小さな机の思い出―数学を学んだ伴侶
【著者紹介】
ジャン=アンリ・カジミールファーブル : フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアリマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後30年間の記録が『昆虫記』(全十巻)である。1915年、アルマスで永眠。享年九十一
奥本大三郎 : フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)、『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)など。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の千駄木の自宅に昆虫標本やファーブルの遺品を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学名誉教授。日本アンリ・ファーブル会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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うえうえ
読了日:2020/04/30
デントシロー
読了日:2016/08/16
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