ジャン・ピエール・フィリユ

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中東ー世界の中心の歴史 395年から現代まで

ジャン・ピエール・フィリユ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120058417
ISBN 10 : 4120058417
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中東の混迷は何に起因するのか。3つの大陸の交差点に位置し、3つの一神教の発祥地でもある中東。東ローマ帝国が成立した395年から、アメリカ支配が終焉を迎えつつある現代まで、「世界の中心」の歴史を20の地図、10の年表とともに概観する。パリ政治学院で中東史の教科書として採用。

目次

日本語版序文 中心の危うい世界
世俗的歴史
第一章 ビザンツ帝国、ササン朝ペルシア、アラブ(三九五〜六六一年)
第二章 ウマイヤ朝からアッバース朝へ(六六一〜九四五年)
第三章 二人のカリフの時代(九四五〜一一九三年)
第四章 スルタンと侵略者(一一九三〜一五〇一年)
第五章 オスマン帝国とサファビー朝(一五〇一〜一七九八年)
第六章 植民地の拡張(一七九八〜一九一二年)
第七章 改革・再生・革命(一七九八〜一九一二年)
第八章 委任の時代(一九一四〜一九四九年)
第九章 冷戦とイスラエル・アラブ紛争(一九四九〜一九九〇年)
第十章 米国の中東の生と死(一九九〇〜二〇〇〇年)
終 章 危機の揺籃

【著者紹介】
ジャン・ピエール・フィリユ : 1961年生まれ。パリ政治学院教授。中東の近現代史が専門。仏外務省で20年近く中東政策を担当した後、学者に転じる

鶴原徹也 : 1957年生まれ。読売新聞東京本社編集委員。主に国際報道を担当し、ジャカルタ、パリ、ブリュッセル、バンコク、ロンドン各特派員を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紙狸

    2024年刊行。21年刊の仏語原著の著者は、仏外務省で中東政策を担当した後、パリ政治学院教授に。大部の中東通史。「中東の体制と社会に内在する力学」を重視するのが基本姿勢。ハンチントンの「文明の衝突」という歴史観は「幻」だと批判している。もっぱらアラブ世界のイスラムを対象にするのではなく、東ローマ帝国、ペルシャの動向にも目配りする。ナポレオンの衝撃を受けてうまれたアラブ版の啓蒙思想「ナフダ」(再生を意味)を重視する。

  • スプリント

    イスラム教は学派や教義が多数存在し権力者もスルタンやカリフ、イマームなど数多く存在するので常に抗争が絶えない歴史を繰り返していることがわかった。 シリアのアサド政権が先日崩壊したことも感慨深い。

  • Go Extreme

    歴史的背景: ビザンツ帝国 ササン朝ペルシア イスラム帝国 カリフ制 オスマン帝国 サファビー朝 政治と統治: スルタン制度 アッバース朝 ウマイヤ朝 植民地支配 冷戦 イスラエル・アラブ紛争 宗教と社会: キリスト教 イスラム教 ゾロアスター教 シーア派 スンニ派 宗教政策 経済と貿易: 交易路 経済発展 植民地経済 石油資源 産業革命 商業活動 戦争と侵略: 十字軍 モンゴル侵攻 中東戦争 湾岸戦争 テロリズム 民族自決運動 文化と学問: 翻訳運動 科学発展 哲学 文学 建築 芸術

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