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ISBN 10 : 458800977X
Content Description
暴力性をともなう形而上学との決別。エーコなど、現代イタリアの思想家11名による論集。世界的に影響を与えた哲学アンソロジー。
目次 : 弁証法、差異、弱い思考(ジャンニ・ヴァッティモ)/ 経験の過程でのさまざまな変容(ピエル・アルド・ロヴァッティ)/ 反ポルフュリオス(ウンベルト・エーコ)/ 現象を称えて(ジャンニ・カルキア)/ 弱さの倫理―シモーヌ・ヴェーユとニヒリズム(アレッサンドロ・ダル・ラーゴ)/ 「懐疑派」の衰朽(マウリツィオ・フェッラーリス)/ ハイデガーにおけるlucus a(non)lucendoとしての開かれ=空き地(レオナルド・アモローゾ)/ ウィトゲンシュタインと空回りする車輪(ディエーゴ・マルコーニ)/ 雪国に「城」が静かにあらわれるとき(ジャンピエロ・コモッリ)/ カフカのアイデンティティなき人間(フィリッポ・コスタ)/ 社会の基盤および計画の欠如(フランコ・クレスピ)
【著者紹介】
ジャンニ・ヴァッティモ : 1936‐。イタリアの哲学者・政治家。トリーノ大学卒。トリーノ大学教授。哲学、美学
ピエル・アルド・ロヴァッティ : 1942‐。イタリアの批評家。ミラーノ大学卒。同大学でエンツォ・パーチの助手を勤めたのち、1976年からトリエステ大学で現代哲学史の講義を担当。また、同じ1976年、パーチの死去にともなって、パーチが1951年に創設した哲学誌『アウト・アウト』の編集長を引き継ぎ、現在にいたる
上村忠男 : 1941年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専攻は学問論・思想史
山田忠彰 : 1951年生まれ。1983年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、日本女子大学人間社会学部教授。専攻は倫理学・美学
金山準 : 1977年生まれ。2011年、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。博士(学術)。現在、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。専攻は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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