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ISBN 10 : 4434161385
Content Description
本書に収録された合わせて8篇(各約30分)の講話と対話を通じてクリシュナムルティは、いまや砂漠と化しつつある現代世界の中で、われわれ一人ひとりが、いわば「オアシス」のような存在になることが急務だと訴えている。そのためには、関係を鏡として自己観察を行い続けることによって、自分の内面に組み込まれている心理構造を点検し、それを構成しているもの―羨望、攻撃性、恐怖、快楽の追求、貪欲など―に徹底的に気づき、それらから自由になるという意味での「真の革命」を静かに遂げなければならない。本書には、そのような革命への道をすでに辿っている、あるいは辿ろうとしている人々への熱い励ましの思いが込められている。
目次 : 第1章 人類の行方/ 第2章 自己観察/ 第3章 恐怖からの自由/ 第4章 瞑想について/ 第5章 愛とは何か?/ 第6章 問うということ/ 第7章 生と死/ 第8章 葛藤を終わらせる
【著者紹介】
ジッドゥ・クリシュナムルティ : 1895年インド、マドラス近郊のバラモンの家に生まれる。1909年神智学協会の指導者リードビーターに見出され、“世界教師”の器として、霊的修行を開始。ヨーロッパ各地で学ぶ。1921年インドに帰国。“星の教団”の指導者となる。1929年「真理は組織化しえない」として、“星の教団”を解散。以後、世界中をめぐり、講話と著作をとおして人間の覚醒を促し続けた。1986年アメリカ、カリフォルニアのオーハイ峡谷で逝去
柳川晃緒 : 1970年、東京高輪生まれ。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校卒(物理学専攻)。ニュー・エイジ・サイエンスへの関心からクリシュナムルティの著作に出会う。アメリカのクリシュナムルティ財団が出している『The Challenge of Change』(DVD)に対する各国語の字幕作成プロジェクトへの関わりから得られた経験を基に、DVDブック『変化への挑戦』(コスモス・ライブラリー)の翻訳・字幕制作にたずさわる
大野純一 : 1944年、東京浅草生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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