ジェームズ・メイヨール

Individuals/organizations Page

Books

世界政治 進歩と限界

ジェームズ・メイヨール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326351459
ISBN 10 : 4326351454
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私たちは、どれだけ「進歩」したのか。なぜ、リベラルな世界秩序構想は失敗するのか。人文学的アプローチから、機器の構図を明らかにする。英国学派の大家が、歴史と思想の素養をもとに、鋭く洞察する、現代の古典。

【著者紹介】
ジェームズ・メイヨール : 1937年生まれ。ケンブリッジ大学シドニー・サセックス・カレッジ卒業。1966年までインドの英国高等弁務官事務所などで公務員勤務。その後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授、ケンブリッジ大学サー・パトリック・シーリー講座教授、同大学国際問題研究センター所長などを経て、現在、ケンブリッジ大学国際問題研究センター教授、同大学シドニー・サセックス・カレッジ・フェロー。専攻は国際政治理論、南北問題、ナショナリズム論

田所昌幸 : 1956年生まれ。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)修了。京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学。姫路獨協大学法学部教授。防衛大学校国際関係学科教授などを経て、慶應義塾大学法学部教授、博士(法学)。専攻は国際関係論、国際政治経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • メルセ・ひすい

    後半だれる?? 冷戦が終わった時、多くの人々が平和な世界の到来を予感した。しかし、ユーゴ内戦、ソマリア内戦、ルワンダの虐殺などが相次ぎ、それがあまりにも楽観的な予測だったということが明らかになってきた。なぜ紛争は絶えないか、なぜ国際社会はうまく対応できないのか。メイヨールは歴史・思想・規範などを重視する人文学的アプローチで、危機の構図を明らかにする。 平易な言葉で淡々と論じていく。

  • takao

    ふむ

  • メルセ・ひすい

    ◎重 メイヨール・・・私の考えでは、政治分析の目的は将来の展開を読むことであるべきではない。未来の予測は、人気を博しても確実に失敗するに決まっている。政治分析の目的はもっと謙虚でありながらも、同時により重要なものたるべきである。本論のとおり さまざまな試練に対し学者だけでなく一般市民も知的に議論できるように、枠組みを構築することなのである。

  • void

    【★★★☆☆】原著'00年、邦訳への序文'09年。序文にあるように、立場として@冷戦の終了は国際社会の伝統的概念の根本までは変えていないA進歩の限界、上からの民主主義・「介入」の弊害B「政治的レトリックや進歩主義的な願望と、現実の動きや利益の世界が乖離してしまい、その結果世界政治で危険な断絶が生じているのではないか」。@Aは比較的読み取りやすかったが、Bは相当理解が及んでない。現実を見据えた議論・連帯主義(ソリダリスト)に対する多元主義(プルラリスト)優位の立場なので説得的ではあった。

  • tabasco

    英国学派の1人メイヨールによる著作。歴史的な慣習や制度の継続性の議論を通して、安易な理想主義に警鐘を鳴らす。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items