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ISBN 10 : 4472405466
Content Description
アマチュアリズムとしての「学生スポーツ」はどこへ向かうのか。赤字体質の大学スポーツ部、勝利至上主義の下で充分な教育を受けられない学生選手、大学の暴走を止めるどころか不公平な手続きで選手に厳しい制裁を科すNCAA(全米大学体育協会)―。アメリカの大学スポーツにおける現状を浮き彫りにしつつ、教育活動としてのスポーツが再生する道を提案する。
目次 : 第1部 歴史からの教訓(いかにして大学スポーツは道を誤ったか)/ 第2部 何を正すべきか(教学の高潔さ/ 統治/ 選手の健康と厚生/ 変わらぬ不名誉―性別、民族・人種、障害の有無に基づく差別/ 大学スポーツの維持不可能な財務)/ 第3部 健全な姿への回帰(意味のある改革への二つの道筋/ 改革成功の鍵―ガイドラインと結論)/ 付録
【著者紹介】
ジェラルド・ガーニー : アイオワ州立大学にて高等教育論で博士号取得後、アイオワ州立大学、サザンメソジスト大学、メリーランド大学のスポーツ部で教学担当アドバイザーなどを務めた。1993年から2011年はオクラホマ大学スポーツ部副部長。スポーツ選手の教学の問題に取り組む。2014年から2016年までドレイク・グループ会長。オクラホマ大学教育学部助教授
ドナ・ロピアノ : 有名な元女子プロソフトボール選手。10年間プレーしてベストナイン賞を9回、最優秀選手賞を3回獲得し、全米ソフトボール殿堂入りしている。南カリフォルニア大学で博士号取得後、ニューヨーク市立大学ブルックリン校で助教授兼スポーツ部副部長兼3種目の監督となったのち、1975年から92年までテキサス大学オースティン校の女子スポーツ部部長を務めた。1992年から2007年までWomen’s Sports Foundationの最高執行役員で、スポーツにおける男女差別の解消について発言をしてきた。スポーツ・マネジメント・リソース社(コンサルティング企業)創業者・社長
アンドリュー・ジンバリスト : 1974年にハーバード大学で博士号取得後、スミスカレッジに勤務。同大学の経済学部教授(Robert Woods講座教授)。中南米経済の専門家として国連・連邦政府のアドバイザーを務めたこともある。1990年代以降、プロ・大学のスポーツ産業、オリンピックなどスポーツイベントに関する著書多数
宮田由紀夫 : 関西学院大学国際学部教授。大阪大学経済学部卒業、Washington University(St.Louis)経済学研究科修了(経済学Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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