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選択の科学コロンビア大学ビジネススクール特別講義 文春文庫

シーナ・アイエンガー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167901554
ISBN 10 : 4167901552
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ選択には大きな力があるのか。選択を行う方法は人によってどう違うのか。出身や生い立ちは選択を行う方法に影響を与えるのか。選択というツールを効果的に使うには。選択肢が無限にある様に思われる時どうすればよいのか。他人に選択を委ねた方がよい場合はあるのか。20年以上の実験と研究で選択の力を証明。

目次 : オリエンテーション 私が「選択」を研究テーマにした理由/ 第1講 選択は本能である/ 第2講 集団のためか、個人のためか/ 第3講 「強制」された選択/ 第4講 選択を左右するもの/ 第5講 選択は創られる/ 第6講 豊富な選択肢は必ずしも利益にならない/ 第7講 選択の代償/ 最終講 選択と偶然と運命の三元連立方程式

【著者紹介】
シーナ・アイエンガー著 : 1969年、カナダのトロントで生まれる。アメリカの公立学校で「選択」こそアメリカの力と教えられ、大学進学後、研究テーマにすることを思い立つ。スタンフォード大学で社会心理学の博士号を取得。現在、NYのコロンビア大学ビジネススクール教授

櫻井祐子 : 1965年、東京生まれ。京都大学経済学部経済学科卒業。大手都市銀行在籍中の96年、オックスフォード大学で経営学の修士号を取得。98年よりフリーの翻訳者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • マエダ

    人間の心理ほど掴みきれないものはないが、本書は客観的に観察できる行動に着目して、興味深い数々の実験から人間の心理、個の心理というよりもあくまで多人数の心理、社会心理について書かれている。人が迫られる選択は難易含めて無数にあるが、どれを選択すれば正解と人それぞれであるまでも数々のユーモアある実例が載っていて参考になり、驚きの結果も多く非常に面白い一冊。

  • 岡本 正行

    いわゆる学術本である。選択、どのような状況にあっても、選択という行為に迫られる。結果オーライとはいえ、自分で判断を下す難しさがある。著者が、各講で、その難しい選択を例示し、どうしても避けたい選択もある。その選択をどのように決定すべきか、インド系の両親の結婚も含め、どうしようもない状況下での選択もあれば、ナチスの収容所で2人の子のうち、一人しか生き延びられない、さぁどっちを瞬時で判断させられることもある。読後に残った様々な重大決定、これからもあるだろう。いいか悪いか、後に大引く行為、運命的なものである。

  • Roko

    選択することは、自分の生きる道を考えることです。だから、やみくもに面倒くさいといってはいけないと思います。でも、自分で選択できないときにはどうすればいいのか?それを普段から考えておく必要があるのだと、考えさせられる本でした。

  • 佐島楓

    とても興味深く読むことができた。選択という行為について多方面から検証・研究例を引用している。特に第四講の選択を行う際のジレンマについての記述が勉強になった。人間も動物であり、本能的に選択を行う場面も多いが、もともとその人が持つ文化的な背景も影響を及ぼし、また説明のつかない行動をとることもある。そのようなことを論理的にまとめてあって、読みやすい。一番よかったのは、著者ご自身のアイデンティティーに触れられたこと。失明というハンデをマイナスだと思っていらっしゃらない。非常に理知的な方だ。

  • 1.3manen

    2010年初出。人生は、地図のない場所を選んで進んでいくように思われる(14頁)。選択の失敗がもたらす人生の失敗。人生は、選択によって計ることもできる(25頁)。妥当なのか、否か。人生を、自分の力で選択でき、コントロールできるものと見なしたい人間(47頁〜)。何が学習の動機付けになるかは属する文化で違う(87頁)。文化は、選択の自由度に対する認識、その欲求に影響し、社会全体にも影響をおよぼす(107頁)。 本当に選択を行うには、選択能力と、外部に選択を阻止されない条件が必要(113頁)。 

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