Schubert Arpeggione Sonata, Shostakovich Viola Sonata : Andreas Willwohl(Va)Daniel Heide(P)

アンドレアス・ヴィルヴォール第2弾、シューベルト＆ショスタコーヴィチ！

2001年から2013年までベルリン放送交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務め、ニュルンベルク音楽大学、フランクフルト音楽・舞台芸術大学の教授を歴任、2015年からマンデルリング四重奏団のメンバーとして活躍するアンドレアス・ヴィルヴォール。2024年4月にも来日を果たし、「パトリア音楽の日2024 春の室内楽まつり」への出演や九響ヴィオラ・メンバーとのアンサンブルで素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
　待望のソロ・アルバムとなった前作のブラームスではレコード芸術誌の「特選盤」を獲得。続く「C'Avi」第2弾でも、リート伴奏や室内楽のスペシャリストでもあるドイツのピアニスト、ダニエル・ハイデとの共演が実現し、「シューベルト＆ショスタコーヴィチ」という濃密なアルバムが完成しました。
　シューベルトの遺産の中でもっとも美しい作品のひとつ『アルペジョーネ・ソナタ』は、弓で演奏するギターのような幻の楽器「アルペジョーネ」のために作られた傑作で、現代ではチェリスト＆ヴィオリストの最重要レパートリーのひとつとしても君臨しています。ショスタコーヴィチの『ヴィオラ・ソナタ』は死の数日前に最終校訂が完成した最期の作品であり、ショスタコーヴィチの音楽探求の集大成ともなる遺産のひとつ。自作やベートーヴェン、マーラーからの引用や参照が数多く含まれており、最終楽章については「ベートーヴェンを偲ぶアダージョ」であると明かされています。（輸入元情報）

【収録情報】
● シューベルト：アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
● ショスタコーヴィチ：ヴィオラ・ソナタ Op.147

　アンドレアス・ヴィルヴォール（ヴィオラ）
　ダニエル・ハイデ（ピアノ）

　録音時期：2021年11月、2022年2月
　録音場所：ドイツ、ケンペン、Paterskirche
　録音方式：ステレオ（デジタル）