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ISBN 10 : 410217401X
Content Description
父母兄弟よりも、祖国よりも、お金よりも、雲を愛すると宣言して、詩人の立場を鮮明に打ち出した『異人さん』。耐えがたいこの世からの脱出を叫ぶ『どこへでも此世の外へ』。ほかに、パリの群衆の中での孤独を半ば自伝的にしるした散文詩全50篇を収録。『悪の華』と双壁をなし、後世の文学に絶大な影響を与えたボードレール晩年の成果を、わが国の天才詩人三好達治の名訳で贈る。
目次 : アルセーヌ・ウーセイに与う/ 異人さん/ 老婆の絶望/ 芸術家の告白/ 剽軽者/ 二重の部屋/ 人みな噴火獣を負えり/ 愚人と女神/ 犬と香水壜/ けしからぬ硝子屋〔ほか〕
【著者紹介】
ボードレール : 1821‐1867。フランスの詩人。大学法学部在籍中、友人の文学青年に感化され、以後放埒な生活を送りながら美術批評と詩を著す。処女作は1845年発表の批評『1845年のサロン』。代表作『悪の華』と没後’69年に出版された『巴里の憂鬱』に収められた散文詩は、従来の韻律にとらわれない斬新かつ画期的なもので、近代詩全般の基礎となった
三好達治 : 1900‐1964。大阪市生れ。昭和を代表する抒情詩人。評論やエッセーも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こきよ
読了日:2014/08/03
スプーン
読了日:2021/07/17
絹恵
読了日:2017/09/29
井月 奎(いづき けい)
読了日:2016/08/12
もちまる
読了日:2019/06/18
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