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ヒューマンエラーは裁けるか 新装版 安全で公正な文化を築くには

シドニー・デッカー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130530361
ISBN 10 : 4130530364
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

許すべきミスと罰すべきミスの違いとは? その線引きを司法に任せることは果たして有効か? 誰もが公正だと感じる安全な風土を築くには? 医療・航空などの事故当事者から得た豊富な実例を用いて、認知心理学的な視点を取り入れながら、具体的に論じる。


【著者紹介】
シドニー・デッカー : ルンド大学教授を経てグリフィス大学教授、Ph.D.ヒューマンエラー、システム安全、失敗に対する刑事罰の可否などに関する多くの著論がある

芳賀繁著 : 株式会社社会安全研究所技術顧問・立教大学名誉教授。博士(文学、京都大学)。京都大学大学院修士課程修了後、鉄道労働科学研究所、鉄道総合技術研究所、立教大学現代心理学部などを経て、2018年4月から現職。安全マネジメントや安全教育に関する研究、執筆、コンサルティング、講演活動等を行っている。専門は産業・組織心理学、交通心理学、人間工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zoe

    新装版2024年。事故が起こった時、正直者が馬鹿を見るということがある。組織の問題を一人の責任にする。特に裁判は一人に決めがちだ。他の人間は、責任逃れから何も言わなくなる。経営者は逃げ、現場の専門家の一人が犯罪者扱いとなる。こんな風に専門家に起こったインシデントが咎められたら、情報は隠蔽され、対策もできなくなる。事故は繰り返される。情報が開示されないことは非生産的である。なので報告者との信頼関係を築く必要がある。弱い立場にある人に正直さを無理強いすることは公正ではない。心理的安全性の話でもある。

  • こっしゃん

    20250404読了。⭐️⭐️⭐️☆☆。「事故はリスクマネジメントの失敗である」

  • Oki

    職業人のヒューマンエラーの話。 医療業界と航空業界が取り上げられていたが、この二つで事故率はかなり違う。 医療業界ではボーイング747が毎日2機事故を起こしているとも見れる。 この違いは「行為が悪いのではない、関係が悪いのだ。」...ということか?

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