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航路 下

コニ・ウィリス

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863327542
ISBN 10 : 4863327544
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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 では、こちらの『航路』は如何ように?と...

投稿日:2010/01/03 (日)

 では、こちらの『航路』は如何ように?といえば、作者は古今東西の死に際の人々の言葉に着想を得た。こちらはたった一つの大胆な仮定を信じきった上で造られた話でる。死者は船に乗り、漂い続けるのだ、と。

吊り木 さん | 北海道 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sanosano

    再読です。下巻は怒涛の展開。もう、いろんなことが混ぜこぜになって、ぐあーっと襲ってきます。いろんなことのハズなんだけど、それは全部一緒のこと。物語のすべてが指し示す方向はひとつです。あー良いもの読んだ。

  • ボーダレス

    認知心理学者ジョアンナは臨死体験の研究をしていた。いわゆる黄泉の国、三途の川というか…。デジャヴやジャメヴといった視感・感覚をクロスし、史実である外洋客船沈没をベースに脳が持っている記憶という不可思議な領域に様々なメタファーを織り交ぜた、ヒューマンエンタメ。上下合わせて1300ページ超のボリュームは良くも悪くも読書の醍醐味を堪能できた。

  • ちより

    臨死体験の原因と働きを科学的に解明し、死そのものの謎を解こうとする物語。読む前はすごい分量だなと思っていても、読み始めるとあっという間に終わってしまうウィリス作品。今回も引き込まれて一気に読んでしまった。創作だけれど臨死体験は何なのかという答えはすごく説得力があった。

  • 斉藤フィオナ

    脇のキャラクターがみなよくてそれぞれいい味なのだが なかでもヒロインの高校時代の英文学の先生が 私の高校時代の英語の先生と被って 読んでいて余計に楽しい。 頭が切れて辛辣で授業中はいつも緊張するけれど その緊張感が心地よく ユーモアもあって その先生の授業はみんな大好きだったっけ。

  • take

    上巻中程までは、グレイズ・アナトミー(大っきらいなアメリカドラマ)に出てくるような会話と出来事が続き、2ページほど読んでは投げ出すという繰り返しが、タイタニックからは、下巻最後まで一気読みでした。この作品には、犯罪と災害オタクの重度な心臓病を患う女の子が出てきますが、この子が本当に素晴らしい。臨死体験と死後の世界が描かれている中で、この子は生きているものの象徴として描かれているのでないかと思いました。ブラックアウト・オールクリアにはとんでもない悪ガキが出てきますが、この作家の描く子供は本当に素晴らしい。

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