ゲスタ・エスピン・アンデルセン

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アンデルセン、福祉を語る 女性・子ども・高齢者

ゲスタ・エスピン・アンデルセン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757142084
ISBN 10 : 4757142080
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

仕事と育児の両立、格差と貧困、年金と医療の問題。様々な福祉に関する問題を抱える日本。本書は、福祉国家論の第一人者がこれらの福祉の問題に関して解決策を提示する福祉入門書。

【著者紹介】
イエスタ・エスピン‐アンデルセン : ポンペウ・ファブラ大学教授(スペイン)。1947年デンマーク生まれ。ハーバード大学、ヨーロピアン大学、トレノ大学などを経て、現職。福祉国家研究、比較政治経済学において今日もっとも重要な論者として大きな注目を集めている

京極高宣 : 国立社会保障・人口問題研究所所長。1975年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、同年日本社会事業大学専任講師、79年同助教授、87年同教授を経て、95〜2005年日本社会事業大学学長、2005年より現職。厚生労働省社会保障審議会委員(〜2007年10月)、内閣府中央障害者施策推進協議会会長

林昌宏 : 翻訳家。1965年愛知県生まれ。名古屋市在住。立命館大学経済学部経済学科卒

ブルーノ・パリエ : フランス国立科学センター(CNRS)のメンバーであり、パリ政治学院にて教鞭をとる。フランスならびにヨーロッパ諸国の福祉制度をはじめとした社会政策の比較研究を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えちぜんや よーた

    「福祉」とは「豊かさを分け与えること」。これを事細く分類していくと「ネバーエンディングストーリー」になってしまう。なので「女性(就労支援)」・「子ども(貧困防止)」・「高齢者(年金)」にテーマを絞って議論を始めるのは良いことだと思う。ただ福祉制度を紹介されている国が西欧・北欧・アングロサクソンに限られているので、日本のローカル基準で比較すると途端に難解になる。日本人監訳者による要約があるが、「女性」と「子ども」については比較しようにも日本の制度が貧弱なせいか違った意味で難解になる。

  • matsu

    デンマークの政治社会学者アンデルセンによる福祉政策の一般向け解説書。とても勉強になった。平等には機会と結果があり、一般には機会を平等にする事が重要だと考えられるが、近年の貧困の相続などを考えると、結果の平等を行わないと機会の平等は起こりえない。さらに、子供の貧困対策として貧困世帯への補助金などは意味がないわけでは無いが、親の学歴や文化的素養自体が子供に相続されるために金銭的補助だけでは貧困の連鎖を断ち切ることは難しい。就学前教育を充実させ、女性の就労率を上昇させることが効果的であろうと言うことらしい。

  • marukuso

    女性の社会進出・子どもの機会平等・高齢者、この3つの問題を大きなテーマとしてそれぞれ福祉国家がなすべき具体的な政策を提言している。女性が男性のように働くように、男性も女性のように家事育児をできるようにすべきだし、こどもの機会平等を確保することが将来的な社会保障費を軽減できる。福祉をコストではなく投資と捉えることの重要性を説いている。

  • まあい

    一般向けに書かれているため読みやすいが、一方で議論の根拠が明示されていない部分も目立つ。それでも、重要な理念や提言が簡潔に書いてあり、福祉分野では必読だろう。ただし学術的な厳密さを欠くためか、ツッコミどころも散見される。少子化関連については赤川学『子どもが減って何が悪いか!』、日本の福祉については武川正吾などの著作と比較するのがよいだろう。

  • hixxxxki

    適当に読んだ。メモ。脱家族主義化重要。福祉は民営化して市場に任せても国家がやっても最終的な費用は変わらない。ただ、国家がやれば平等に近くなる。子供の就学態度などは未就学の段階ですでに格差が生じてしまっているから、就学前の格差是正が大事。女性の社会進出進めば税収も増える。

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