Books

空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ

ケイト・ディカミロ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198642600
ISBN 10 : 4198642605
Format
Books
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

十歳のフローラは、作家の母さんとふたりぐらし。自分のことは「ひねくれ屋」と思っている。母さんは父さんと離婚して以来、仕事ばかり。ある日フローラが、となりの家の庭で掃除機にすいこまれかけたリスを助けると、リスのようすがふつうとはちがう―片手で掃除機を持ちあげるくらい、力持ちになっている!おまけに人間の話がわかるようだし、タイプライターも打てて、空まで飛べる!フローラは、そのリスをこっそり飼うことにした。ところが、リスが姿を消した―ひょっとして、母さんが連れ去った…?リスをめぐるドタバタをとおして、さみしさをかかえた少女とそのまわりの人たちとの心のふれあいをあたたかく描きます。ユーモラスでほろりとする、実力派作家二度めのニューベリー賞受賞作品。小学校中・高学年〜

【著者紹介】
ケイト・ディカミロ : 米国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。児童書と大人向けの作品の両方の分野で活躍。『ねずみの騎士デスペローの物語』(ポプラ社)で初めての、『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』で二度めのニューベリー賞を受賞。ミネソタ州ミネアポリス在住

K.G.キャンベル : ケニアで生まれ、スコットランドで育つ。エディンバラ大学で美術史を学び、いくつかの職を経験した後、物語や絵を描く仕事を始め、絵本作家、イラストレーターとして活躍。『レスターのひどいセーター』(未邦訳)でエズラ・ジャック・キーツ賞新人賞を受賞。南カルフォルニア在住

斎藤倫子 : 1954年東京生まれ。国際基督教大学語学科卒。訳書に『シカゴよりこわい町』(東京創元社/産経児童出版文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 花林糖

    (図書館本)個性的な登場人物ばかりの不思議な雰囲気のお話でした。フローラ父がなんとも言えない味のある人物。リスのユリシーズ可愛い。

  • izw

    図書館の児童書新着コーナーで何気に手に取ったが、ストーリー展開のスピード感と、不思議な現象にリアリティを与える語り口が素晴らしい作品だった。ときどきマンガ表現による章が挟まれるが、テキストを読んできた流れとの軽いギャップが効果的と感じられた。

  • timeturner

    超能力を身につけたリスをめぐるドタバタ喜劇かと思っていたらプラスαがよくて、心にさびしさを抱えた人たちがたくさん出てきた。私もさびしい巨大イカになって他人を傷つけないようにしなくては。

  • ちゃーちゃん

    家族だってお互い傷つけあってしまう。フローラのお母さんもひねくれ屋で、フローラよりも電気スタンドの置物の少女を可愛がる素振りをみせる。そんなとき、掃除機に吸い込まれたリスがそのショックでスーパーヒーローのようなパワーを持ってフローラの前にあらわれる。離婚で傷ついているお父さん、ショックで一時的に目が見えなくなっている隣人のウィリアム、みんながリスに翻弄されるうちに、またリス自身もこの世界は大好きなものがいっぱいあることに気づいていく・・・・。

  • tamago

    ところどころ漫画が挟まっている変わった形式だった。でもそのぶん読みやすかった。リスの気持ちのところもきちんと別仕立てになっていて分かりやすかった。ただ、前半で、リスをお母さんから守る話に焦点が当たっていたために、後半の親子のすれ違いの話が唐突にも思えた。傷つかまいとひねくれ屋と自称する少女が母親に愛されていることを知れて、よかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items