クリストファー・ブラットマン

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戦争と交渉の経済学 人はなぜ戦うのか

クリストファー・ブラットマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794226624
ISBN 10 : 4794226624
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平和とは、敵同士が損得勘定で戦争を避けることにほかならない。戦争が起きる「5つの原因」を、ギャングの抗争から世界大戦までの幅広い実例と、ゲーム理論で解説。「戦争がある世界」をリアルに理解し、実効ある「平和への道」を考えるための必読書。

目次 : 第1部 戦争を引き起こすもの(人々はなぜ戦いを避けるのか/ 抑制されていない利益/ 無形のインセンティブ/ 不確実性/ コミットメント問題/ 誤認識)/ 第2部 平和をもたらす術(相互依存/ 抑制と均衡/ 規則の制定と執行/ 介入/ 戦争についてのよくある議論の真偽)/ 結論 漸進的平和工学者

【著者紹介】
クリストファー・ブラットマン : シカゴ大学ハリス公共政策大学院教授。同校の開発経済センターの副センター長を務めている。経済学者、政治学者であり、その暴力、犯罪、貧困に関する世界的な研究は、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ウォールストリートジャーナル、フィナンシャルタイムズ、フォーブス、スレート、Vox、NPRなどで広く取り上げられている

神月謙一 : 翻訳家。青森県生まれ。東京都立大学人文学部卒業。国立大学の教員を13年間勤めたのち現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    平和とは敵同士が損得勘定で戦争を避けることにほかならない。戦争が起きる「5つの原因」を前提に、戦争がある世界をリアルに理解し、実効ある平和への道を考えるための一冊。戦争の原因となる「抑制されていない利益」「無形のインセンティブ」「不確実性」「コミットメント問題」「誤認識」を取り上げ、ギャングの抗争から世界大戦までの幅広い実例とゲーム理論で解説していて、実際は多くの事例では妥協で戦いをでできるだけ回避していること、5つの原因を回避するために何ができるのか、慎重で着実なアプローチの重要性を改めて実感しました。

  • 緋莢

    図書館本。<戦争は例外であり、通常は選択されない>、<現実には、最も激しく対立する敵同士でも非暴力的に争う方を選ぶ>、さらに、抑制されていない利益や不確実性、コミットメント問題など「戦争が起きる5つの理由」が あると「序章」に書かれています。近年、ロシアとウクライナなど、一向におさまる気配のない争いの数々に 戦争が破滅を招くから、避けると書かれているのは、どうなの?と思ってしまうのですが、通常は選択されない 例外が起こってしまったという事なのでしょう(続く

  • owlsoul

    立て続けに戦争が起こり、人類の未来に対して悲観的な想いを抱いてしまう昨今。だが以外にも、人類は暴力的な争いを回避する強いインセンティブを持っているという。アフリカでの大きな民族抗争は、衝突の可能性がある2000組の内、年間1組程度しか起こらない。ギャングの抗争は1回の武力衝突に対して、交渉と取引により衝突を回避した事例が1000件もある。暴力的な争い、つまり戦争は人類にとって大きなリスクなのだ。にもかかわらず、今なお戦争が絶えないのはなぜなのか。著者はその原因を5つのカテゴリーに集約し、丁寧に解説している

  • Hiroo Shimoda

    日本に照らすと「抑制されていない利益」と「コミットメント問題」が課題になるのだろうか。無形のインセンティブ、不確実性、誤認識はある程度対処されているように思う

  • 雪駄

    カルロ・ゼン氏がオススメしてたので購入。固いタイトルだがすごく読みやすい本だった。紛争当事者や調停者のような人でなくとも、生きていれば様々な利害の対立に組み込まれる訳で、自分のような一般会社員にとってもかなり学ぶことが多かった。会社組織の人間関係や組織としての内部統制にも当てはまるなーと読んでいた。日本の総理大臣はパっとしないヤツばっかと思ってきたけど、恒久平和の為にはカリスマ超有能独裁者の発生自体が重過失なわけで、争いを避ける仕組みが働いている証拠かもしれんと慰めになる。より多くの人に読んでほしい本。

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