Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784771012929
ISBN 10 : 477101292X
ISBN 10 : 477101292X
Format
:
Books
Release Date
:
November/2001
Content Description
本書は、狭義の「近代」の閉塞感を背景に、あらためて「近代」の産物であり我々自身のものでもある「自我」を、その創始者であるカントに立ち帰って再検討してみた。
目次 : 1 超越論的統覚と他者―バークリ的観点から/ 2 自由と決定論の両立―「超越論的自由」をめぐって/ 3 定立する自我の探求/ 4 カントにおける自己直観・自発性・現実性―形而上学講義L1から『純粋理性批判』へ/ 5 カントの他我認識論―その可能性と限界/ 6 カントと自己決定の問題/ 7 批判的空間に生きる「私」とは―幾何学と「根源的獲得」の視点から/ 8 霊魂論から心身問題へ―『視霊者の夢』における転回/ 9 認識論的自我の自発性―ニューラルネットワークのパイオニア的存在としてのカント/ 書評/ 学会報告
【著者紹介】
植村恒一郎 : 1951年生。東京大学大学院博士課程修了。群馬県立女子大学教授
朝広謙次郎 : 1960年生。上智大学大学院博士課程修了。青山学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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