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107号室通信 トーチコミックス

カシワイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845844258
ISBN 10 : 4845844257
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    窓を開けたら秋だった。朝顔の種は弾け飛んで、もう散らばっているのでしょう。見えなくなったけど、聴こえているよ。長い眠りにつけば、眺めはきっと変わってる、そう思っていたけど、案外いつも通りだったね。そっか、そんなもんだよね。光を消せば、窓の外はすぐに宙になってくれる。ずっと待っているよ。星はね。広いな、世界って。でもね、つながるんだよ。遠いんだけど、もう一つの世界と。数えてごらん。たくさんの星、ひとつだけでもいいから。見えるんだ。カシワイさんの本を開くと、感じるんだ。今日も終わり。また眠ろう。朝がくるまで。

  • mii22.

    ずっとむかし、こんなことばかり考えていたような気がする。今でも時々その片鱗は顔をだすけど…。今は深くその世界には足を踏み入れなくなった。その先にこそ豊かな自由空間があったはずなのに時折感じる心の震えに懐かしささえ覚える今の私。自分のなかの小宇宙。記憶の引き出し。秘密の宝箱がここにある。

  • 傘緑

    とうとう購入。詳細は秘すが私の中で半ば神格化されている『不思議の国のアリス』を象ったゲームがある。その中で黒いゴスロリ衣装を纏ったアリスが新宿でイギリス人観光客の子どもたちに質問ぜめに合うシーンがある「どうして黒いの?ーー手垢にまみれているせい 不思議の国の入り口はどこ?ーーここよ」 本作はありふれた日常とつなぎ目なくつながったSF(すごく不思議)の世界。いつもの風景と重なり合った夢。アサガオが巻き付いてジャングルになったジャングルジム、ありえないことではないのに、中へ射しこむ木漏れ日のようにどこか幻想的

  • お気に入りさんの感想から手に取った本です。淡くて切なくて、少し不思議な世界がとても好きです。静かな終末が心地良いです。どのお話も何度も何度も読みたいくらい好きですが、初読では「旅する恋人」「漂流」「窓」「停留地」が好みでした。カシワイさんに出会えて良かった。

  • 弟子迷人

    「JULY 6 大安」現在、登録が64件。少ないような多いような、この世界に似合う人数のような。 自分も、お気に入り様からお気に入り様への紹介で知りましたが、同じ経緯の方も多いのですね。 本当に誰かに「通信」したくなる本で、ベランダに吊して1日1見開きめくっていきたいです。 そんな追体験をしたくて、『107号室「分室」通信』通信……なるコミュニティを勝手につくりました。https://bookmeter.com/communities/336104 超絶ゆ〜るゆる時間軸運営ですが、よろしければお茶でも!

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