エーリヒ・アウエルバッハ

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中世の言語と読者 ラテン語から民衆語へ 新装版

エーリヒ・アウエルバッハ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896942729
ISBN 10 : 4896942728
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

教養ある読者・聴衆の不在という特異な文化状況のなか、中世のラテン語はいかなる変貌を遂げ、その空白ないし中断はいかにして克服されたか?―不朽の名著『ミメーシス』の補遺との位置づけのもと、渡米後に満を持して筆を起こし、近代語成立前夜までのドラマを鮮やかに描く渾身の論集、待望の邦訳。

目次 : 序 もくろみと方法について/ 第1章 謙抑体(sermo humilis)/ 補遺 受難の栄光(gloria passionis)/ 第2章 初期中世のラテン語散文/ 第3章 カミラ あるいは崇高なるものの再生について/ 第4章 西欧の読者とその言語

【著者紹介】
エーリヒ・アウエルバッハ : 1892‐1957。1892年ベルリンに生まれる。ハイデルベルクで法律を、第一次大戦後グライフスヴァルト大学でロマンス語文学を学んだ後、マールブルク大学で教鞭をとるが、ナチス政権の誕生とともにイスタンブールへ亡命。1947年アメリカへ渡り、ペンシルヴェイニア、プリンストン、イェールの各大学に迎えられる。ロマニスト、文芸評論家として著名

小竹澄栄 : 1947年神奈川県に生まれる。1976年東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。2005年東京都立大学人文学部教授を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • samandabadra

    ラテン語から民衆語へとはあるが、一番興味深いのはラテン語の生活での使用の変化。キリスト教とともに生まれた謙譲体という神と会話するスタイルの確立や、それからも衰退して6⁻11世紀あたりは使う人がほとんどいなくなる時期を経て、若干復活する者の、次にはそれぞれの地域のヴァナキュラーが力を持ち始め、最終的にはラテン語にとって代わるというお話

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