エドワード・ルトワック

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ラストエンペラー習近平 文春新書

エドワード・ルトワック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166613205
ISBN 10 : 4166613200
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

国家主席の任期撤廃など、ますます強まる習近平独裁体制。コロナ対策でも自信を深め、強硬な対外政策をエスカレートさせている。だがルトワックはいう。戦略面で中国は最悪の選択を行った、と。世界的戦略家が中国の「本当の実力」、米中対立時代の世界を鮮やかに分析する!

目次 : 序章 「戦略のロジック」で中国を見る/ 第1章 最悪の選択「チャイナ4・0」/ 第2章 米中対決 勝者はどっちだ?/ 第3章 習近平を「つまずかせる」には/ 第4章 軍事テクノロジーの逆説/ 第5章 軍事テクノロジーの逆説 エアパワー編/ 第6章 戦略のパラドキシカル・ロジック

【著者紹介】
エドワード・ルトワック : 米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問。戦略家、歴史家、経済学者、国防アドバイザー。1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。同年国防省長官府に任用される。国防省の官僚や軍のアドバイザー、ホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーも歴任

奥山真司 : 1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。英国レディング大学大学院博士課程修了。戦略学博士(Ph.D)。国際地政学研究所上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • skunk_c

    アメリカの軍事戦略研究者に訳者がインタビューしたり講演録を訳したりしたもの。習近平の「皇帝化」という見立てについては同様に感じていたので、それ自体は違和感がなかったが、日本の憲法をほぼ無視した書き具合は、著者のアメリカ的感覚だけでなく、訳者の意図も感じる。また本書では中国については半分で、残りは戦略の逆説的理論と軍事技術革新のこれもある種の逆説で、こちらは頷ける点も多く面白かった。が、やはり訳者の意図を感じさせられるところも。無差別戦略爆撃について、ゲルニカから語り始めるが、重慶爆撃には触れられていない。

  • Miyoshi Hirotaka

    中国に関しては二つの視点がある。一つは毛沢東以降の戦略変更とその選択ミスに焦点を当てたもの。もう一つは、『チャイナ2049』のように支那という領域での周辺国を巻き込んだ群雄割拠後は共産党の長期戦略に基づく拡大とするもの。前者だとポスト毛沢東の指導者は戦略下手、後者だと党組織は戦略巧者という真逆の結論になる。本書の題名は習近平の戦略の稚拙さに焦点をあてた。一方、組織の後進性や硬直性を内包したままの規模拡大の継続も限界。どの視点からでも崩壊するのは遠くない。わが国はそれを見据えて備えを固めるべき時に来ている。

  • kawa

    「『大国』になるほど弱くなる。中国がはまった戦略のバドラックス」と中国の戦狼外交の破たんを予言する書。あまりにも主張がクリアーで、却って「ほんとかよ?」とも思ってしまう解りやすさ。ちなみに訳者あとがきで、著者と関係ありで結論が正反対のベスト・セラー「china2049」が紹介されている。機関銃や飛行機が、当初受け入れられなかった等の軍事イノベーションの歴史に関する部分も面白い。

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    我々は中国を必要以上に恐れているようだ。このままであれば恐るに足らない。もちろん油断は禁物だが少なくとも弱点がないわけではない。 大国は小国に勝てない。世の中が小国のために支援する。これはウクライナ戦争でも立証済みだ。中国が大国であり続けようとする限り、戦略の論理を理解することはできない。中国の陥ってる戦略的パラドックスであるつまり天下100年の計は間違いであるというのが結論である。次世代の有益な兵器としてドローンと AI 。何と海警局の「体当たり戦術」。爆撃は武器庫・基地局等の連絡網で十分。ベスト著書

  • 金吾

    ○パラドックスの話は分かりやすくかつ面白かったです。また軍隊の新規技術や考えへの排他性は興味深い話でした。

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