エドワード・アシュトン

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ミッキー7 ハヤカワ文庫

エドワード・アシュトン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150123956
ISBN 10 : 4150123950
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

使い捨て人間―それが俺の役割だ。氷の惑星ニヴルヘイムでのコロニー建設ミッションにおいて、危険な任務を担当する。任務で死ぬたびに過去の記憶を受け継ぎ、新しい肉体に生まれ変わる。それを繰り返して“ミッキー7”となったのが俺だ。だが、あるミッションから命からがら帰還すると次のミッキーこと“ミッキー8”が出現していて…!?極限状況下でのミッキーの奮闘を描く、興奮のSFエンタメ!

【著者紹介】
エドワード・アシュトン : アメリカ、ニューオーリンズ生まれ。2015年、Three Days in Aprilで長篇デビュー。本作『ミッキー7』(2022)はポン・ジュノ監督、ロバート・パティンソン主演にて、ワーナー・ブラザース映画より『Mickey 17』のタイトルで2024年3月29日に全米公開される予定。現在、ニョーヨーク州北部で、妻、娘たち、愛犬マックスと暮らしている。自由時間には、ガン研究、大学院生への量子物理学講義にいそしんでいるとのこと

大谷真弓 : 愛知県立大学外国語学部フランス学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケンイチミズバ

    人クローンの倫理にまでは至らず。エンタメなので、多少の矛盾や齟齬はスルーな作品。クローン技術がありながら、それよりレベルの低いハードルを越えていないなど随所にアリ。Dボウイの息子監督作品「月に囚われた男」では自分が月面での危険で孤独で単調な資源採掘作業のためのクローンだという記憶を持たされていない。こちらはコピーの自覚がある。恐怖もあるし、再生されるとしても死ぬのは嫌だ。ミスで7が死なないうちに8が再生され食料の配給は1/2に。嫌ならどちらか死ぬっきゃない。魂と器問題のようなシリアスさを期待したが外れた。

  • ねりわさび

    超未来、死亡前の記憶をリライズすることで理論上は無限に再生してしまう男の姿を描いたSFサスペンス。生真面目に描くと悲哀に満ちてしまう惑星探検話をドタバタコメディのような筆致で読ませる。謎の敵性生物たちとの争いも謎解きの面があり楽しい。たいへん面白かったですね。

  • Apple

    ストーリーがとても面白かったです。人類離散(ディアスポラ)からテラフォーミングの試みへの人類の旅や戦いの歴史など世界観がまずよかったです。ミッキーの境遇は、なかなか過酷でありますが、ひどすぎて開き直って飄々としているのが面白かったです。読みやすさとしても、情景やキャラクターの心情がとても思い描きやすくて、読みやすい部類だと感じました。過去のミッキーシリーズの死に方について語られる部分は結構残酷だなと思いました。エンターテイメントを求めていて、SFを読むならとてもオススメできる作品だと思いました。

  • sin

    エクスペンダブル…この物語の中では“不死身の人間”とも表現されるが、文字通り使い捨て人間だ。完全な人格のバックアップがあろうがなかろうが、新たに生み出されたナンバーは前のナンバーとは別の人格を有することは明らかであり、この場合“テセウスの船”の命題はお門違いと云うほかはない。昔からこの手の作品ではアイデンティティの存在証明に重きを置いて語られるが、ここでは使命として無自覚に己を消し去ってきた男が描かれている。7番目にしてはじめてその矛盾に気がついた彼の言わば生き直しの物語だと思った。

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    🌟🌟🌟🌟☆。(🌟×3.5)映画『パラサイト』のポン・ジュノ監督がメガホンを取り2025年に日本で公開予定の作品。予習の為、読んでみた。450ページを越える大作だがとても読み易かったのでそこは評価したい。ディストピアで閉塞感が常に漂う舞台だが、なんせ主人公が明るいので面白くおかしく読めてあまり暗澹たる気持ちにはならなかった。ただ、読み終えてみると正直、ポン・ジュノは一体この作品のどこに惹かれたのだろう、と思ってしまった。続編があると思うが読まなくても良いかな、と思う。映画も行かないかも知れない。

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