Product Details
ISBN 10 : 4326451173
Content Description
「暴走する権力」と「決められない政治」のあいだで―。憲法は政治的リスクを管理する装置である。予防に偏ることなく、権力の最適なパフォーマンスを引き出す憲法デザインへ。
目次 : イントロダクション/ 第1部 理論(予防的立憲主義/ 最適化立憲主義―成熟した立場)/ 第2部 応用(起草者の自己破壊的予防策/ 不偏性のリスク―自身の事件の判断/ 熟慮のリスク―セカンド・オピニオン/ 専門知のリスク―政治的な行政と専門家の集団思考/ 結論)
【著者紹介】
エイドリアン・ヴァーミュール : 1968年、アメリカ生まれ。1990年にハーバード・カレッジ、1993年にハーバード大学ロースクールを卒業。1994年からアントニン・スカリア連邦最高裁判事のクラークなどを務めた後、1998年からシカゴ大学ロースクールにて教鞭をとる。2006年にハーバード大学ロースクール教授(公法担当)に就任。アメリカ憲法学における「制度論的転回」の主導者であり、統治システム各部門の能力に応じた権限配分を強調する。特に不確実性下の判断に関する司法の能力に懐疑的であり、司法審査に消極的な姿勢をとる論客として知られている。『リスクの立憲主義』(THE CONSTITUTION OF RISK,Cambridge University Press,2014)が初の日本語訳である。ほか、共著書、および多数の論文がある
吉良貴之 : 1979年高知市生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。日本学術振興会特別研究員などを経て、宇都宮共和大学専任講師。法哲学専攻。主な研究テーマは世代間正義論、法の時間論、法と科学技術、およびそれらの公法上の含意について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
小鈴
読了日:2020/04/18
わんぱら
読了日:2020/06/02
宇宙人
読了日:2020/02/06
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

