ウィリアム・ギャディス

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ウィリアム・ギャディス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336063199
ISBN 10 : 4336063192
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

11歳の少年JRが巨大コングロマリットを立ち上げて株式市場に参入、世界経済に大波乱を巻き起こす―!?世界文学史上の超弩級最高傑作×爆笑必至の金融ブラックコメディ!!!全米図書賞受賞作。

【著者紹介】
ウィリアム・ギャディス : 1922年ニューヨークに生まれる。ハーバード大学を中退後、「ニューヨーカー」誌の校正者などを経て、『認識』(1955年)でデビュー。ジェイムズ・ジョイスを継ぐ作家と激賞されたが、作品の長さと難解さのために、当初はカルト作家として一部に知られるのみだった。その後、社内文書作成の仕事の傍らに書き上げた『JR』(1975年)で全米図書賞を受賞。『自己責任の遊び』(1994年)で二度目の全米図書賞を受賞した。1998年死去

木原善彦 : 1967年生まれ。京都大学大学院修了。大阪大学大学院言語文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    間違いなく大作だが、名作かどうかはよく分からない。名作を読んだ時の、心を揺さぶられる感じがあまりないのだ。それはおそらく、資本主義的なものの捉え方がどうもしっくりこないからだろう。数えきれない登場人物と場面転換の唐突さは、200頁くらい読んだところで慣れてきて、終盤はそれぞれの行動や発言の意味が腑に落ちていった。貴重な読書体験となった。学校や教育、芸術、そして市場のあり方。トランプ氏に読んでもらいたいなと、ふと思う。

  • ヘラジカ

    圧倒的知性による狂気の小説。例えて言うなら、ものすごく不鮮明で途切れがちの監視カメラの映像と盗聴器(どちらも前触れなく切り替わる)が拾う会話によって、見ず知らずの人の人生に進行している物語を想像し構築させられる感じ。序盤はあまりのわけのわからなさに頭がおかしくなりそうだったが、翻訳者の木原氏が別の著作で書いていたアドバイスと解説を頼りになんとか読み通した。1回読んでどうにかなる作品ではないと割り切ることが、この小説を読み進む上では(精神衛生上も)大事なことなのは間違いない。

  • おおた

    会話文だけの小説は他にもあるけど、これだけ人数がいると誰が誰だか分からない。だから各場面に誰がいるのかを把握することが必須になる。場面ごとに付箋をつけ、誰がいて何をしているのかをメモして挟んでいく。そうして2ヵ月読み続けると、正確な数字は把握できないけど、物語の霧が晴れていく。難解だからこそ自分で理解できるように情報を残していくことの大切さを実感した。年に何度もこんな読書ができるわけではないけど、大切な本はこのくらい集中していい、集中できるぞと自信になった。それをおもしろいとするかは人それぞれ……

  • メセニ

    9/10。読むのにずいぶんと時間かかっちゃいましたが、中盤以降のまじやば具合に後半は不思議と読書ペースが上がりました。ピンチョンとか読む時にもある脳汁がブシャーっと出てくるタイプのアレですね。爆笑必死とまではいかなかったですが、こういう読書体験てなかなかないです。本当は文句なく満点としたいのですが、一度の通読だけではなかなか色々なことが拾いきれずで…。そこはこちらの脳みそのキャパシティ不足。いやはや。圧巻。

  • イシザル

    投資家のモラルは、小学生程度ってこと? 点と点が、描かれてないところで、しっかり線で繋がっている気がする。 劇中の芸術作品は、完成してない?のが拝金主義の醜さを表してるのか?

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