Books

もっと、海を

イルマ・ラクーザ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862656469
ISBN 10 : 4862656463
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織

    多言語作家。 幼少時の思い出や青年時代の日々。言葉で描かれる色彩が美しく感じる。良く細かく覚えているな。スイス在住でドイツ語で書きますが、彼女にとっては4つ目の言葉。 ヨーロッパ的。 多和田葉子氏解説。

  • 風に吹かれて

    自分がどういう世界にいて、世界はどういうものなのか。それを捉えるには自分で自分が生きている世界の地図を描くことが有効なのかもしれない。 著者の記憶の凄さは、メモやリストを厭わずに残すことを幼い頃に覚えたからなのだろうと思う。家族でドライブをしようものなら通り過ぎる街の名をメモする。メモができるようにもっとゆっくり車を走らせるように幼少の著者は父にねだったりもする。⇒

  • rou

    追憶が、思念が軽やかに広がりまた収縮するように紡がれていく。読んでいる間はずっと作者と共にある、という感覚を覚えた。今災禍の中越境をして生きていかなければならない人が多い中で、この物語は映画にもなり得る。正に上質な映画を見た後の想い。その特徴は視覚的な描写というより、やはり語り紡ぐその広がり方が映画にふさわしいというところか。苦境にあって書き手は自身の核となるものをつかみ、文学や言葉、音楽、性、等への想いを書き綴っていく。多和田葉子の推薦文が全てかなと思う。もう少しページを捲っていたい。

  • ホン

    詩的陶酔とまでいかないが語り口調が軽やかでついついもっと先へと読んでしまう。東ヨーロッパを主に転々と歩んだ軌跡を描いた自伝であるが 誰もが毎日感じるような何気ないことでも読者を惹きつけるようだ。そんな表現に魅力を感じる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items