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淡海乃海 水面が揺れる時 14

イスラーフィール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866997742
ISBN 10 : 4866997745
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan

Content Description

1585年。朝堂院の再建が始まり、朝廷の復興が一段と進んだ年。太平の世を見据えて国を豊かにするため、通貨作りや産業育成に東奔西走する日々。おかげで日本は空前の好景気に沸いていた。一方で明は深刻な不景気のさなかにあり、民衆の不満は今にも爆発寸前。しかもその原因は朽木の政にあって…?明と日本が争えば、西洋諸国からの介入は避けられない。敵は極東の大帝国“明”か、太陽の沈まぬ国“スペイン”か、それとも…?東アジアの安寧のため、基綱は複雑な舵取りを迫られる!世界と対峙する戦国サバイバル、待望の最新刊!

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本

    国内は関東以北と九州で戦は続いているものの、畿内を中心に落ち着いているので内政中心の14巻。天正大地震で足止めを食うものの、外交と内政の大枠は変わらず。あとがきにもある通り、琉球・朝鮮・明・南蛮と諸外国への対応が増えていき、物語が日本だけでは収まらない様子が伺える。内政中心なのと登場人物が多いので中々ストーリーが進まないのが難点か。

  • すがはら

    朝鮮に明に南蛮にと相手がどんどん増えて世界が広がって行くのが凄い。天下統一の前にもう世界の情勢に注意して先々に備えるとは。頼もしい天下人だと皆がすがりたくなるのが分かります。日本が儲けすぎて明が弱体化して南蛮が浸出を狙うかもとか、日本に富があると見て狙われるかもと考えた時に、儲けすぎを調整しようではなく海軍を作ろうってなるのが爽快でした。自由度の低い朝鮮の立場もよく分かって、日本の地理的な位置って幸運だったんだなとシミジミ考えてしまいました。

  • さとうはるみ

    珍しく合戦はなく天正大地震に巻き込まれて対処に追われる主人公。ここまで来て海外の経済情勢が深く語られる。お金には限りがあるという考えはこの時代には当てはまる。現代は違うが。金や銀本位制の時代で貨幣をそのままで価値があると考える理論が語られる。著者はとてもよく調べているのは荻原重秀やら帰雲城の事が書かれていることからもわかる。デフレとは貨幣現象だとどこかの総理が述べたのはこの時代には当てはまるだろう。量には限りがあるからそれ以外でというのは織田信長の茶道政策とも繋がる。領地はいずれ枯渇するその時にと。

  • Abercrombie

    武田の甲州金の価値が、金の含有量でなく、刻まれた額面で決まっていたとは知らなかったな。元禄の貨幣改鋳を断行した荻原重秀が、貨幣の価値は材料ではなく、国家が付与するのだという認識を持っていたことにも驚く。

  • 菊地

    国内経済の影響が明やスペインに波及していく流れが広がりを感じれて良かったですね。

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