アーヴィン ウェルシュ

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T2 トレインスポッティング 上 ハヤカワ文庫

アーヴィン ウェルシュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150414061
ISBN 10 : 4150414068
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

レントンが仲間の大金を持ち逃げしてから9年。ロンドンでくすぶっていたシック・ボーイは、親戚からパブを譲り受け、スコットランドのリースに帰ってきた。ここで一発当ててやる!シック・ボーイが悪だくみをしているそのとき、オランダで暮らすレントン、刑務所にいるベグビー、依存症治療中のスパッドの人生もまた大きく動き出す。この再会は事件だ!『トレインスポッティング ポルノ』を改題・文庫化。映画化原作。

【著者紹介】
アーヴィン ウェルシュ : スコットランド・エディンバラ生まれ。16歳で学業を離れ、さまざまな職に就きながらパンク・ロックを聴き漁る。90年代のレイブ・カルチャー絶頂期に、ウェルシュに作家の道を歩ませる人々と出会う。93年、初の小説『トレインスポッティング』(ハヤカワ文庫)を発表

池田真紀子 : 英米文学翻訳家、上智大学法学部国際関係法学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MATHILDA&LEON

    衝撃的な前作に惚れ、続編へ。退屈な毎日から脱したい男女たちの、刺激だらけの挑戦。第1作目よりも読み易く、より『めちゃくちゃな』彼らを楽しむことができる。新しく登場する若者たちも実に人間臭く、個性的。若かりし頃に漠然と感じた鬱屈と発散のパワーは物凄い。上巻では、登場人物がズラッと出揃い、一大イベントが始まろうというところまで。下巻でどれだけ読ませてくれるかが楽しみ。

  • ori

    上下纏めての感想で。ベグビーのスピンオフThe blade artistを読んで20年ぶりぐらいに再読。昔は「ポルノ」ってタイトルだったのにいつの間にか変わってる。出てくる男達は本当にクズ。改めてしみじみ。ここまでクズか。でも読むのをやめられないし、終わってほしくないし、そのキャラ全員を好きですらある。実生活で知り合いにいたら絶対嫌なタイプで避けるけど。そして再読して気づいたけど女性はみなフェミニストだ。今の価値観から読んでもかなりのフェミニストだ。そこでバランスがとれてるんだな。

  • ぴらるく

     まさしくやつらが帰ってきているのですが、映画ほど時間も経っておらず、文字で現れる彼らは破壊力を失っておらず、映画の悲哀はありませんでした。  丁寧にひとりひとりの近況報告があり、新たな登場人物も刺激的で共感もできる位置付けになっていて、続編としても新たな1冊としても楽しめるすばらしい作品。

  • UPMR

    人気作だったから書きましたみたいな感じの続編。先行きが見えなかったはずの人間たちの先行きを描いたため、成り上がりを目指す若者たちの普遍的なストーリーになってしまってる。前作からの路線変更の模索の結果として、序盤から映画製作という明確な目標が設定され、セックス&ドラッグ&バイオレンスのうち、前作ではドラッグの描写が多かったのに対し、今作ではセックスに比重が置かれている。現状メインを張るのはシックボーイだから、軽薄ゆえの単調な展開と中だるみも多い。レントンの登場とベグビーの出獄がどこまで波乱を起こすか次第か。

  • ウクレレまさあき

    映画は何回か観ていて、大好きな作品。原作は更に克明に描かれたキャラクターたちが躍動する。ワクワクしながら下巻へ。

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