シャ-マンズボディ 心身の健康・人間関係・コミュニティを変容させる新し

プロセス指向心理学（ＰＯＰ）の創始者アーノルド・ミンデルは、アフリカ、日本、インドでのシャーマニズム体験から学んだ“シャーマンズボディ”（または“ドリーミングボディ”）の意義と重要性に様々な角度から迫り、われわれがそれと結びつくことが健康や精神的な成長、豊かな人間関係や深い共同体感覚をもたらすと言う。そこで、一般の人々がシャーマンズボディに結びつくための実際的な方法と、夢や身体の問題に対処するための具体的な方法としてのインナーワークを、「エクササイズ」として提示。さらにこうしたワークや新しいシャーマニズムが現在の世界にどのような影響を持つかを、国際紛争解決のための「ワールドワーク」などに言及しつつ、わかりやすく解説している。

目次 : 第１部　分身を育てる（シャーマンズボディ/ シャーマニズムとプロセスワーク/ 知者への道/ 最初のレッスン　ほか）/ 第２部　都市の中で夢を見る（死か呪術か/ 共に夢を見る/ 幽霊と本当の人間/ デスウオーク　ほか）

【著者紹介】
アーノルド・ミンデル : １９４０年生まれ。ユニオン大学院Ｐｈ．Ｄ．（臨床心理学）。プロセスワークの創始者。ユング派分析家

青木聡 : １９６８年生まれ。上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。大正大学人間学部人間福祉学科（臨床心理学専攻）専任講師。山王教育研究所スタッフ。臨床心理士。Ａ・ミンデルに師事

藤見幸雄 : 日本人として初めて認定プロセスワーカー（Ｄｉｐｌｏｍａ）となる。ニューヨーク州立大学人類学部卒。米国トランスパーソナル心理学研究所修士課程修了。臨床心理士、千葉大学講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）