Product Details
ISBN 10 : 4582763928
Content Description
現代思想に今なお新鮮な刺激を与えつづけるA・グラムシの『獄中ノート』や手紙などのテキストを、主題別に再編成し、その全貌をわかりやすく示す画期的新編集。
【著者紹介】
アントニオ・グラムシ : 政治家・政治思想家。イタリア・サルデーニャに生まれ、幼少時の病がもとで、生涯の身障者となる。トリノ大学近代言語学科に学び、第一次世界大戦後の労働運動・社会主義運動の高揚の中で、近代的労働者と接し、実践運動に関わる。1922−23年に共産党を代表してモスクワに滞在、戦術大転換を模索中のコミンテルンの論議に接し、ソビエトとは異なったヨーロッパとイタリアの革命を考えるようになる。帰国後、党書記長としてファシズム体制と闘い、26年11月、逮捕・投獄される。37年4月、自由の身となるが、そこなわれた健康は回復せず、まもなく死去。残された29冊の「獄中ノート」と「手紙」は今日、世界中で読まれている
片桐薫 : グラムシ研究者。政治学博士。1926年、愛知県生まれ。法政大学中退。1964−72年、イタリア労働運動・左翼文化研究のため、イタリアに滞在。イタリアおよびグラムシに関連する著書は、『イタリア民主主義の構造』(筑摩書房)、『ヨーロッパ社会主義の可能性』(岩波書店)、『グラムシ』(リブロポート)、『グラムシの世界』(勁草書房)、『グラムシと20世紀の思想家たち』(御茶の水書房)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
