アントナン・アルトー

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演劇とその分身

アントナン・アルトー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560084427
ISBN 10 : 4560084424
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

バリ島演劇に触発されたアルトーが、ヴァーチュアル・リアリティ論の先駆け「錬金術的演劇」を語り、五感を揺るがす「残酷演劇」を宣言する。『演劇とその形而上学』を全面新訳・改題。(書物復権)

[著者紹介]
1896~1948年。フランスの俳優・詩人・小説家・演劇家。著書に『ヘリオガバルス または戴冠せるアナーキスト』など。

【著者紹介】
アントナン・アルトー : 1896‐1948。フランスの詩人・小説家・俳優・演劇人。シュルレアリスムを潜り抜け、映画や演劇の現場でその革新を唱え、精神病院で狂気と対決しながらも形而上学と格闘。ミシェル・フーコー、ジル・ドゥルーズ、ジャック・デリダ…20世紀後半のフランス現代思想を牽引した哲学者たちに大きな影響を与えた

安堂信也 : 1927年生まれ。1951年、早稲田大学卒業。現代フランス演出史専攻。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yogi

    演劇が好きな私は少しでも演劇に触れたく思いこの本を開き読んだ。読みやすいのだが、まさにドキュンメタリーを見てる感じで読んでる様な気にはなったが改めて思う演劇とは深いなぁ〜と言葉に音や光や動き時間などなどを哲学的にみたり、はたまた宗教的でみたり、当たり前だが情熱根気知的美的ホンマ色々兼ね備えな無理やなぁ〜とつくづく思いました。本は面白かったです。難しいところは多々ありますが^o^

  • T. Tokunaga

    時代がアルトーに追いついている感がある。というより、特に欧米圏を中心として、反近代が理性の否定につながった先には、バリ島製の仮面を、または能の面をあまり分かろうともせずも形而上学的、または踏みつけにするかのような身体の力において、残酷 / 精神の決然とするアルトーが立っていたのである。彼の上演せんとする、分節言語、または対話的な言葉なき演劇は、今やテイラー・スウィフトやブラックピンクなどもやっているし、この呪文的な言葉は、弾き語りでもラップでも、あの「歌」ではないか。おお怖い、とわたしはただ呟く。

  • doji

    最初のペストの美しい描写に惹かれた。演劇という題材にあまり馴染みはなかったものの、アルトーの言う残酷、スペクタクルは、映画や音楽などにも敷衍できるほど魅力的だと思う。霊、分身、に関する部分が少し分かりにくくて再読が必要。それにしても、この演劇は実際に上演されたのだろうか。

  • 茅野

    抽象的で難解だが、問題提起の内容は実に的を得ていて、今後の舞台芸術を考えていく上では必読の書。アルトーの劇作品や映画と併せて観る(読む)と主張したい事柄がより明確に見え、理解が深まる。

  • 750℃の make you!

    抽象的な言い回しや、アルトーと同時代の芸術や演劇に関する指摘が多く、何を言っているのかわからない部分が多いが何らかの真理が書かれている気がするのも確か。要は、総合芸術である演劇では音楽、美術、言語、身体が訴えるものを相互作用で最大限に引き出し、残酷性(ここでの残酷とは単に血が出りゃいいってもんじゃない)で精神に揺さぶったりしてやっべぇもんを作ろうぜ、みたいなことが書いてある気がしました。確かに、常軌を逸して凄過ぎる映画や絵画を振り返り見るとここで語られている要素が含まれている気もする。(気もする)

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