アルトー・ル・モモ アルトー・コレクションII

目次 : アルトー・モモのほんとうの話/ アンドレ・ブルトンへの手紙/ アンリ・パリゾへのロデーズからの手紙/ 一九四四年　ロデーズの小品三篇/ 英文作品の翻案五篇/ 覚書　一九四三年〜一九四四年/ アルトー・ル・モモ/ インディオの文化/ 此処に眠る/ ピーター・ワトソンへの手紙/ 草稿

【著者紹介】
アントナン・アルトー : １８９６年９月４日、父アントワーヌ＝ロワと母ユーフラジー・ナルパスの長子として生まれる。５歳のとき、脳脊髄膜炎を患い一命をとりとめる。１９２１年、俳優としてデビュー。１９２４年、ジャック・リヴィエールとの往復書簡発表。シュルレアリスム・グループに参加。２７年に離脱。１９３２年、「残酷の演劇宣言」。３４年、『ヘリオガバルスあるいは戴冠せるアナーキスト』。３６年、メキシコに、３７年、アイルランドに旅し、そこからフランスに強制送還され、その後、４６年まで精神病院に監禁される。４７年、『アルトー・モモ』、「ヴァン・ゴッホ」刊行。４８年、『ヴァン・ゴッホ』でサント・ブーヴ賞、一方、ラジオのための「神の裁きと訣別するため」は放送禁止となる。３月４日、イヴリーの療養所で死去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）