アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ

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ゴンドラの文化史 運河をとおして見るヴェネツィア

アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ

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Product Details

Genre
：
Philosophy,History &Religions
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784560080849
ISBN 10 : 4560080844
Format
：
Books
Publisher
：
白水社
Release Date
：
August/2010
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
和栗珠里 ,  

Content Description

水の都ヴェネツィア独特の乗り物、ゴンドラ。中世から現代にいたるゴンドラの歴史を、その構造やデザイン、造船法、ゴンドリエーレたちの生活、様々なエピソードまで、年代記や小説、映画を駆使して紹介する。

【著者紹介】
アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ : １９６２年、ヴェネツィアに生まれる。ヴェネツィア・カ・フォスカリ大で歴史学の学位を取得。その後は、フリージャーナリストとして『コリエーレ・デッラ・セーラ』紙をはじめ、さまざまな新聞、雑誌で活躍している

和栗珠里 : １９６３年愛媛県生まれ。１９８６年神戸市外国語大学卒業（英米語学科）。１９９３年同志社大学文学研究科博士後期課程単位取得退学（文化史学西洋史専攻）。現在、桃山学院大学国際教養学部専任講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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  • 森香

    読了日：2015/09/15

    17世紀の貴族のお抱えゴンドリエーレの時代、ゴンドラは倹約を求められた。19世紀、ベネチア共和国崩壊に伴い、ゴンドリエーレ自身が船を購入するようになって、船の機動性があがる。更にオーストリア皇帝のもとで豪奢に。そして20世紀、ファシズム化で文学の中でゴンドラが美化されていく。ゴンドラの材質（材木、合板、プラスチック）や、防水処理、船の重心、機動性がに関する記述があるスクェーロの章が面白い。

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