アレックス・ペントランド

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ソーシャル物理学 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学

アレックス・ペントランド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794221551
ISBN 10 : 479422155X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人々の生活を、スマホやウエアラブルセンサを使って記録、それを解析し、集団の生産性や創造的成果、意思決定などを大きく改善・向上させる新手法「社会物理学」を第一人者が紹介する


【著者紹介】
アレックス・ペントランド : マサチューセッツ工科大学(MIT)教授。MITメディアラボ創設から関わり、現在は同ラボのヒューマンダイナミクス研究グループ所長を務める。ビッグデータ研究の世界的第一人者で、フォーブス誌が選ぶ「世界で最も有力な7人のデータサイエンティスト」にも選ばれた。また10以上のビッグデータ関連の会社を創立した起業家でもある。世界経済フォーラムでは、ビッグデータと個人データ保護に関するイニシアチブを主導した

小林啓倫 : 株式会社日立コンサルティング経営コンサルタント。筑波大学大学院卒。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、2003年に米バブソン大学にてMBAを取得、2005年より現職

矢野和男 : 株式会社日立製作所研究開発グループ技師長。早稲田大学物理修士卒、工学博士。1984年に日立製作所入社。ウエアラブル技術を用いたビッグデータの収集・分析により世界的に注目を集め、Erice Prizeなど国際的な賞を多数受賞。アレックス・ペントランドと、本書の中でもとり上げられている人間行動計画の共同研究を行った。東京工業大大学院連携教授。文部科学省情報科学技術委員。IEEEフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Miyako Hongo

    もしかしたら共産主義は実現可能なんじゃないかと思ってしまった。□携帯電話によってこれまでよりもずっと細かな個人の情報が取得可能になり、人と人とのつながりが可視化できるようになった。GPS・音声・心拍数・身振り…そこから仕事のパフォーマンスの高い人間と低い人間の差は何かのデータを積み上げる。このあたりは少し前にネットやテレビで紹介されてた覚えがある。すでに現実に活用され始めてるわけだ。□何より社会がうまく運営される可能性は魅力的だと思う。廃棄される食料が減るとか、無駄なエネルギーをつぎ込まなくて済むとか。

  • ドロレス

    面白い。ここ数年CCNAからネットワークについて学んでたけどそもそもインターネッツが米ソの相互確証破壊の中の通信のレジリエンシー確保から始まったわけだが、じつはネットワーク構造は通信どころか、人間コミュニケーション、アイデア、組織の生産性や創造性でも同じだと。そうなるとはちゃめちゃ面白くなるわけだ

  • 木ハムしっぽ

    それぞれの章だけで1冊書けるほど内容が濃すぎて正直難しい本。矢野氏の解説で振り返ると凄さが実感される。人間社会の行動を理解するには、意味のある行動の履歴を追うのではなく、一見無意味に思える、「パンくず」のようなデータに意味を見出すことが重要だった。データの動的な流れに普遍性を見出した著者は、ニュートンが速さの変化に普遍性を見出して物理学を体系付けたことに照らして「社会物理学」と名付けたとか。世界中に散らばった赤い風船をすべて見つけ出すレッドバルーンプロジェクトをわずか8時間で完遂するなど。濃い内容でした。

  • Kentaro

    ダイジェスト版からの要約 社会物理学を動かすエンジンとなるのが、ビッグデータである。社会物理学の分析のもととなるのは、私たちが至るところに残す「デジタルデータのパンくず」、すなわち通話記録やクレジットカードの利用履歴、GPSによる位置情報などである。こうしたデータは人々がとった行動を記録し、日々の暮らしがどのようなものかを描いてくれる。社会現象は、人々の間で交わされる何十億という小さな交流の積み重ねによって成り立つ。その中で人々は、モノだけでなく金や情報、アイデア、うわさ話など様々なものを交換していく。

  • hika

    職場等の全体の生産性を上げたいと考えている人には凄く面白い。人間の振舞をスマートフォン等で定量的に計測すると、その行動を左右するのは理性や思考ではなく、彼らがおかれる社会的な環境であること。単純化すると環境を操作すれば生産性は上がる。それを「社会物理学」という概念で説明する。会議の生産性を上げるために全ての構成員がきちんと発言できるようにする。職場の席の配置を工夫し、交流を促進する。なんとなく思っていたことがデータで示されるので職場で交流を起こし生産性を上げたいと思う人には後押しになるだろう

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