Books

休息の歴史

アラン・コルバン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865784381
ISBN 10 : 4865784381
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代から現代の「休息」概念の変遷を俯瞰
現代社会で、労働と対になった疲労回復、あるいは「レジャー」によって埋めるべき空白と捉えられる「休息」。しかし歴史を振り返ると、「休息」には、「永遠の安息」、「隠居」、「失脚」など、「日常と異なる生」への扉を開くきわめて豊かな含意があった。「感性の歴史」の第一人者が、19世紀の大きな転換を見据えつつ、古代から現代にいたる「休息」の歴史を俯瞰する。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ようはん

    ヨーロッパのキリスト教社会では元々「休息」の意味は死を迎えた後の永遠の休息を意味しており、そこからルネサンス以降は一般的な意味合いでの心や身体の休息が貴族社会から普及していく事になり現在のレジャー的な休息にまで至る事になる。うーん、流石にヨーロッパ社会主体だと難解な面も多い。

  • sakko

    「休息」という珍しいテーマの歴史本。所々理解しづらかったけれど、訳者あとがきの大まかなまとめを読んでやっと掴めたかな。という感じ。私からすると、休息=ストレスや疲労から回復する為に休む事でした。ですが、歴史的な観点から見るとその時その時で意味が違っており、とても面白かったです。訳者まとめを拝借すると、天国での安息→心の平穏・喧騒からの隠遁→自然の中での安らぎ→自由時間の享受→労働疲れを癒す時間→病気やストレスを減らす為の対策 と変化しています。未来での休息の意味も変化してるんだろうなと思うと面白いですね。

  • Go Extreme

    休息概念の歴史的変遷 神の創造的推進力としての安息 死後に得る永遠の安息 パスカルの完全な休息への懐疑 モンテーニュの休息を編み出す技 失脚による内省と休息の機会 監禁状態・特異な休息体験 ルソー的な自然の中の夢想的休息 農村社会・勤勉と日曜日の意味 日曜日の神聖化と休息の悪魔 産業疲労と科学的休息研究の興隆 サナトリウム・結核治療としての休息 大いなる休息の世紀とその終焉 精神的疲労とリラックスの現代的重視 レジャーによる静的休息の衰退 燃え尽き症候群と新たな休息療法模索 自然への根源的休息欲求の持続

  • takao

    ふむ

  • 黒とかげ

    うーん。切り口は面白いが、内容は面白くはない。というか専門的にすぎるか。大学生とか院生が読むもので、一般人が読むものではない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items